Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2026年3月号 経営学部 A.U

1. 就職活動:イギリス留学と「時差」の壁

現在、私はイギリスに交換留学をしながら、日本での就職活動を並行して行っています。今回のレポートでは、海外留学生ならではの就職活動の壁である「時差」と、その困難な状況での学びについてお話しします。

日本の学生と同じように、私も企業研究やエントリーシートの作成を行い、オンラインでの面接選考に進んでいます。しかし、ここで最大の障壁となるのが、日本とイギリスの間の約9時間(サマータイム時は8時間)という時差です。日本が日中の活動時間であるとき、イギリスは深夜や早朝にあたります。

例えば、日本時間での午後2時に設定された面接を受ける場合、イギリス時間では早朝5時や6時になります。頭をしっかりと働かせ、万全の状態で面接に臨むためには、さらに早く起きて準備をしなければなりません。逆に、日本時間の午前中に行われる面接は、イギリスでは深夜に行われることになります。現地の大学での週4日の授業や日々の課題、活発なグループワークをこなしながら、深夜や早朝にスーツを着て日本の企業と面接をするという生活は、想像以上に体力とスケジュール管理能力が求められます。

また、企業とのメールのやり取りも、私が日中に返信をしても日本の担当者の方は就業時間外であることが多く、常にタイムラグが発生します。そのため、締め切りやスケジュールの確認には人一倍気を遣い、余裕を持った行動を心がけるようになりました。

時差による苦労は確かに大きいですが、この状況で学業と就職活動を両立させている経験は、私自身のタイムマネジメント能力やタフさを大きく成長させてくれています。将来、国際的な環境で働く際にもこの経験が必ず活きると信じ、残りの留学生活と就職活動を最後まで全力で走り抜けたいと思います。

 

2. ヨーロッパ旅行を通じた実践的な学び

イギリス留学における最大の魅力の一つは、ヨーロッパ諸国へのアクセスの良さと、そこから得られる異文化体験の豊富さです。今回の自由テーマでは、イギリスを拠点とした周辺国への旅行を通じた学びについて報告します。

島国である日本からヨーロッパの他の国へ行くには、長いフライトと多額の費用がかかります。しかし、イギリスからは格安航空会社を利用すれば、手頃な価格で、しかも数時間で全く異なる言語や文化を持つ国々へ足を運ぶことができます。私自身もこの環境を活かし、ヨーロッパの都市を訪れています。例えば、ポルトガルのリスボンのような南欧の国々を訪れると、同じヨーロッパでもイギリスとは全く異なる温暖な気候や、色鮮やかな街並み、そして独自の食文化に圧倒されます。

これらの旅行は単なる観光にとどまらず、私にとって生きた学びの場となっています。見知らぬ土地で現地の交通機関を調べ、トラブルに臨機応変に対応し、時には英語が通じない環境で身振り手振りを使ってコミュニケーションをとる経験は、確かな適応力を養ってくれます。また、ヨーロッパ各国が地続きでありながらも、それぞれがいかに独自の歴史とアイデンティティを大切にしているかを肌で感じることは、国際的なビジネスやコミュニケーションを学ぶ上でも非常に有益な視点を与えてくれます。

留学生活も後半に入りますが、大学の授業での学びを深めると同時に、積極的に外の世界へ飛び出し、多様な価値観を吸収し続けたいと考えています。教室の中と外、両方からの刺激が私の留学をより豊かなものにしてくれています。