Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヴァーサ大学
2023年 3月号 国際学部 B.S

現地の学生/友人について

ヴァーサ大では、留学生の受け入れの人数が学期によって大きく異なります。秋学期では、約150人くらい留学生が来て、コミュニティがすごく大きかったです。しかし、春学期では、その3分の1の規模になりました。

私の場合、現地の学生ともっと絡むようになったのは、今学期からでした。理由としては、もともとお世話になっていた留学生のチューターさんと親しくなったから/授業を通して仲良くなったからです。

秋学期では、国際ディナー?(各国の料理を作ったり)やパーティーなどを通して様々な出会いができました。また、イタリア人のフラットメートの友達のおかげでイタリア人友達がたくさんできて感謝ですね。前学期の9月頃にフランス人メンバーがTartifletteという料理をご馳走してくれた際にそこにいた人たちのグループチャットができた日を機に、Tartifletteという仲良しグループができました。それ以降は、何かをする度にこのグループでイベントに行ったり、アクティヴィティを企画していました。

今学期は、全学期から仲良くしてもらっている留学生チューターさん/フランス人の子/ハンガリー人の子と出かけたりイベントに参加します。また、今学期は、とった授業が少なかった割には、フィンランド人の友達が数人出来て、また違う内容のトピックで盛り上がるのですごく楽しいです。彼らとは、行政学の授業で知り合って、フィンランド社会/政治の説明をしてくれて勉強になるし、それを楽しんでいる自分がいることに驚いたりもします。留学行く前に、先生から「日本の政治説明できるようにはしなさい」というアドヴァイスと頂いていたはずですが、何もインプットせずに留学しに来た私の末路は恥を描くことになりました。恐れていた「日本の政治はどうなの?」という質問が投げられてうわー死んだーってなりましたね笑。正直に、マジでわからんから週末勉強してくると伝え、週末でベースを説明できる程度まで情報収集をして参りました。大学生ながらも、みっともないは重々承知の上ですが、良い経験でした。

 

気づきたち

ここから以降は、この留学を通してから、大事だなと気づかされた事を共有したいと思います。

 

周りにいる人たちに感謝の気持ちを忘れない事/伝える事です。

(このケースは、周りにいる人たち=両親ですが)

この留学期間で、特に両親への感謝の思いがより一層強くなりました。今更それ気づく?というツッコミもあると思いますが、私にはこれが気づきの到来でした。

これまでは、学業/友達/お金(バイト)/家族の順で優先順位が成り立っていましたが、その概念が完全に変わりました。この留学で、物理的には近くにはいなかったが、常に(精神的に)寄り添ってくれていたのは迷わず両親でした。そして、今大学にいる/異国の地で生活している事が現実になっているのも両親のおかげだということを気づかされました。もちろん、金銭面的にもですが、それ以前に今まで私を社会に出れるようモラルを教育してくれたことに感謝です、本当に。彼らに感謝の「か」を行動でいまだに示していない自分がいるので、帰国後の家族との時間を有意義に活用します。今、考えているのは、家族旅行を企画したり、美味しいご飯食べたりなどです。両親の凄さってやばいですよね。世の中の親御さん方、尊敬しきれないです。

 

次の気づきは、他人に期待をしても碌なことはないぞってことです。

(芦田愛菜さんが『星の子』の舞台挨拶?イベントで話されている内容と若干似ていると思いますが、下にリンク貼っときます。)

最近、いろいろな出来事があって、精神的にも不安定になったりしました。そこで、人間は予測不可能な生き物だし、私も含め、結局は、我を第一優先するような生き物だと思います。いくら家族/友人/その他の関係性の人間であっても。その人たちが置かれている状況/立場によって、私たちって思いもよらない行動/発言をしてしまうんです。その思いもよらない/想像もしてなかったような事をされる度に、一喜一憂するようなタイプの人間でしたが、この留学を機にそれを卒業致しました。これは、人によって、(不)向きがあると思うので、この考え方を取り入れるかは各々にお任せします。でも、個人的には、精神的ダメージを受けるリスクは軽減できるのでお勧めはします。

 前学期のTartifletters 

 今学期仲良くしていただいてる友人たち

  Life goes on and on and on ヴァイブスの私

シネマトゥデイ. (2020). “芦田愛菜、“信じる”ことについて持論を熱弁!映画『星の子』完成報告イベント”. YouTube.