Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヴァーサ大学
2026年2月分 経済学部 R.I

折り返しだと思っていたら気づいたらすぐに帰国の日が迫ってきた。残り3ヶ月、毎日を大切に過ごしたい。さて、今回は①試験について、②アパートについて、をお伝えする。

①試験について

授業紹介で少し触れた気もするが、フィンランドの大学における試験形式は、日本の大学と比べて大きく異なるものではなく、基本的な構造は共通していると感じた。主な違いとして挙げられるのは、紙の試験がほとんど存在せず、すべてパソコン上で実施される点である。試験形式としてはオンラインで受験するものと、大学のテストルームで受験するものの二種類があり、私は両方の形式を経験した。

オンライン試験は自宅などから指定時間内に受験する形式であり、日本のオンライン試験と大きな違いは感じなかった。問題内容も選択式や記述式があり、基本的には授業内容を理解していれば対応できるものであった。

一方で、テストルームで行われる試験は非常に緊張感の高い環境で実施される。試験室内には多数の監視カメラが設置されており、受験者の行動は常に監視されている。そのため、カンニングをする意思が全くなくても、自分の行動が問題ないか常に気になり、通常の試験以上に緊張した。例えば、視線の動きや姿勢など些細な行動にも気を配る必要があり、精神的な負担は日本の試験よりも大きいと感じた。

また、記述式の問題は当たり前だが、予測変換はない。内容だけでなくスペルミスにも気をつける必要があると感じた。

②アパートについて

留学生活において住居環境は非常に重要であり、フィンランドの学生住宅制度は日本とは異なる点が多い。特に私が利用しているVOASの学生アパートは人気が高く、4月から5月頃の時点で既に多くの部屋が埋まっていた。そのため、留学を予定している学生はできるだけ早い段階で情報収集を行い、速やかに申請手続きを進めることが重要であると感じた。

アパート生活で特に注意すべき点は二つある。一つ目は洗濯設備の利用方法である。多くの学生アパートでは各部屋に洗濯機が設置されておらず、住民全体で共有するランドリールームを使用する形式が一般的である。私のアパートでは、ランドリールームに設置された紙の予約表に部屋番号を書き込むことで利用時間を確保する仕組みとなっている。しかし、この予約システムでは問題が頻発している。予約は早い者勝ちであるため、月が変わる前に定期的に確認する必要がある。また、予約表が紛失したり破られたりすることもあり、その場合は再度書き直さなければならない。これに気づかないと自分の利用時間が確保できず、実際に私は何度か友人宅まで洗濯物を持って行き、洗わせてもらった経験もある。

二つ目は訪問勧誘の存在である。アパートの一階の郵便受けには頻繁に広告やチラシが投函されるが、それ自体は大きな問題ではない。しかし、時折宗教団体の訪問者がインターホンを鳴らしてくることがあり、対応すると長時間の説明を受けることもある。危険性はないものの、突然の訪問に戸惑うことも多く、留学生としては事前にこのような文化的違いを理解しておくことが重要だと感じた。

↑海の上を散歩