Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
 2023年9月号 文学部 S.Y

①ビザについて

スペインの交換留学のビザは出発3ヶ月前から申請が可能になります。必ず3ヶ月前には大使館に行けるようにしましょう。僕は甘く見ていて出発ギリギリに東京の大使館にビザをとりに行く羽目になりました。こうならないようにビザ取得の注意点をわずかながら記載します。私が特に注意がいると考えるのは「犯罪履歴証明書」と大使館のスケジュール把握です。まず「犯罪履歴証明書」は各都道府県の本部にて申請が可能です。しかし申請から発行まで約一週間から10日はかかります。私の場合は2週間かかりました。住民票などとは違い申請から受け取りまで日にちがかかることを必ず念頭においてください。次に大使館のスケジュール把握です。大使館は東京にしかなく、ビザの申請はそこでしか行っていません。私は7月の頭ごろに行ったのですが、繁忙期で先着1日40人限定というハードモードを強いられました。私は夜行バスで早朝に東京に着きそのまま大使館に行きました。おかげで40人の中に入ることができました。受け取りは普段であれば約1ヶ月ですが繁忙期のため2ヶ月かかりました。

あと余談ですがスペイン大使館は日本人にとっても割とどうでもいい七夕を休館日に設定しています。注意してください。ビザ申請だけでも少しカルチャーショックを感じました。

②オリエンテーション・授業選択について

オリエンテーションについて

バレンシア大学のオリエンテーションは主に2つあります。留学生全体のものと、各学部によるものです。留学生全体のオリエンテーションはスライドを元に説明されます。しかし、スライドは事前にホームページに掲載されますので英語、スペイン語が聞き取れなくても問題はないです。次に各学部のものですが、スペイン語で行われます。私は場所を勘違いしてしまい出席が遅れてしまいましたが、これも学生生活のことなのでホームページを見たら記載されていました。

授業選択について

履修登録は私にとってとても困難でした。私の場合バレンシアについた後もどのように履修登録をするのか知らなかったため、担当の人の事務所に相談をしに行きました。そこで登録用紙に履修したい授業を書き提出し登録料金を払い登録しました。日本人の友達が正規の登録方法を教えてくれました。まず一度出発前に二学期分の科目を登録します。そして授業開始から9月末までの修正期間には消したり増やしたりできます。 制度面では、全科目の50%以上を所属する学部から履修していれば他の学部から履修できるとのことです。