環境について
①学生寮
私は現在、バレンシア大学の学生寮に住んでいます。この学生寮には朝昼晩の食事がついています。授業などで学校にいる場合は学校の食堂で無料で食べられるミートチケットを発行してもらえます。また寮にはビリヤードや卓球台があり、よく夕食後、友達と遊んでいます。僕の部屋は2人部屋ですが、ベット、洋服たんす、机がそれぞれ1台あり生活していくには困りません。しかし、1つだけ寮に懸念点があります。それは寮の食事が美味しくないということです。6割以上の料理は美味しくありません。1人で食事するときは少しでも美味しくさせるため、ラーメンの動画を見てラーメンを想像しながら食べています。バレンシア大学を狙っている学生さんは覚悟してください。ただビールが無料なのでその点は幸せです。
②キャンパスについて
私の学部のキャンパスは”blasco ibáñez”という通りにあります。寮から歩いて20分なので、いつも歩いて登校しています。またこの通りに沿って多くの学部のキャンパスが建っています。他学部のキャンパスにジムなどがあるらしいのですが、私は利用していないため、どの学部にあるのかわかりません。
③バレンシアの街並みについて
バレンシアに到着してはや2ヶ月立ちますが、危険な目にあったことはありません。他国のマンスリーレポートを見ていると、バレシアはかなり治安が良い街だと思います。ただ注意は当たり前ですが必要です。よくメトロに乗る際はリュックを前にかける、ポケットに財布を入れないようにと注意されます。実際、日本より挙動がおかしい人は多いです。ただ、注意さえしていれば、危険な目に遭うことはないと思います。
またバレンシアの街並みはとても綺麗です。寮から歩いて5分の広場にはカテドラルや教会があります。分かってはいましたが、日本とは全く違った景色が広がっていて、海外に住んでいることを実感させられます。
日本食ピクニック
先日、友人達とピクニックをしました。その際日本食を作ったのですが、本当に大変でした。その理由は大きく2つあります。まず1つ目はベジタリアンという考え方です。僕の友達にベジタリアンの人がいます。彼女は乳製品は食しますが、肉や魚介類を食べません。2つ目の理由は、宗教の問題です。イスラム教徒の友達も参加するため豚肉は使えないとだけ思っていました。しかしイスラム教徒は豚肉以外の牛肉、鶏肉、羊の肉などは、お祈りをしながら屠殺した場合のみ食べることができると言われました。バレンシアのスーパーにはそういったハラールフードがあまりありません。この2つの問題から肉をふんだんに使う日本料理で何を作るか、とても悩みました。結果、僕は肉が食べれる人と食べれない人でメニューを分けました。唐揚げ、ツナおにぎり、しそおにぎり、えのきのバター和え、納豆を用意しました。納豆は予想通りみんな嫌な顔をしていました笑。しかしみんな僕の作った料理を美味しいと言ってくれました。また料理を考えるなかでベジタリアンやイスラムの考えに触れることもでき、とても良い経験になりました。