Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2016年7月号 国際文化学部 F.A

⒈     この留学を振り返って

日本に帰ってきてから2週間が経過しましたが、今でも地中海の綺麗な景色、強い日差しやバレンシアの陽気な人々を思い出します。思い返せば到着したその日からハプニングの連続で、語学力の不足から悔しい思いも数えきれないほどありました。はっきり言って留学生活前半は自分が渡航前に思い描いていた楽しく充実したものとはほど遠いものでした。しかし、このつらかった時期は私を成長させてくれましたし、自分がどれだけ周りの人々に支えられているか気づくきっかけにもなりました。また、ヨーロッパのいろいろな国に1人旅へ出て様々な国の人々と交流し友達を作れたことは自信になりました。このバレンシアで過ごした10ヶ月間でつらかったことを含め経験したこと、またこの留学を通して出逢った人々は私の人生にとってこれからの糧になっていくと思います。今もし留学に行くか悩んでいるのなら絶対に行くべきです。たしかに楽しいことだけではありませんが学ぶことは数えきれないし、実際に自分の目で見てみないとわからないことはいっぱいあります。ぜひ挑戦してください。

 

⒉     帰国後どう留学経験を生かすか

私はこの留学を通して自分の生まれ育った環境に対する気持ちが大きくなりました。海外で実際に生活してみて日本を客観的に見ることによってもっと自分の国が好きになったからです。この一年学んだスペイン語の学習ももちろん継続しますが、直接語学力を生かす職に就く予定はありません。今考えていることで言うと、公務員として地域に貢献できる人間になりたいと考えています。現在4回生ですが7月帰国だったため卒業を一年延期して次の目標のため準備を進めていく予定です。最後にこのような機会を与えてくださった国際部の方々、相談にのっていただいた先輩方、応援してくれた家族や友人やこの留学でお世話になったすべての方、本当にありがとうございました。