・環境について

　バレンシアの気候は日本人の私にとってはとてもちょうどよく過ごしやすい印象です。10月に入っても半袖短パンで過ごすことができ、私の住んでいる寮からはmetroで二十分ほど行くとビーチもあるので休みの日は友達と海に入りに行ったりして過ごせます。私の寮がある場所がバレンシアの繁華街のすぐ近くにあることもあり、少し歩くだけで必要なものが揃えられます。食事に関しては、三食、寮で用意されていることもあり、毎日さまざまなスペインの料理が食べられます。味は美味しかったり、そうでなかったりしますが、お腹いっぱい食べることはできます。

　次にバレンシア大学の環境について少し説明したいと思います。バレンシア大学は学部ごとにキャンパスが転々としています。学部のキャンパスによりますが、基本的に綺麗で設備は整っています。授業の組み合わせによっては、キャンパスを移動しなくてはいけないので、自転車を使って移動する場合もあります。自転車の環境はバレンシアはとても整っており、Valenbiciという自転車シェアリングシステムがあり、年間約30€で乗り放題の自転車があるのでそれをほとんどの学生は利用しています。Valenbici専用駐輪場も大学のキャンパスの前や、街の至る所にあるので移動手段にはとても便利です。さらには運動をする施設も揃っており、学生証を持っている人なら誰でもサッカーコートやテニスコート、ジム、さまざまなことができます。私もたまたま初めての授業で誘ってもらった学部のサッカーチームに入れてもらい毎週サッカーの試合をスペインの友人としています。

・Fiestaについて

　スペイン人の会話を聞いていると、fiestatという言葉がたくさん聞こえてきます。Fiestaとは、スペインでいうパーティーのことです。毎週金曜の晩になると多くの人がおしゃれをして、バーに行ったり、クラブに行って遊んでいます。毎週金曜日になると至るところから音楽が聞こえてきてお祭りの様になります。一週間の鬱憤を晴らすかのようです。クラブではラテンミュージックがかけられ各々好きなように踊っています。 おそらくFiestaはスペイン人の生活の一部です。スペイン人の学生は週末はこのようにして遊ぶ反面、平日は常に図書館に行ったりと勉強をしている印象です。私はこのメリハリがいいなと思います。