Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2022年11月号 文学部 K.U

・授業について

バレンシア大学で私が前期で履修したうちの二つの授業について紹介したいと思います。私の所属している学部は、comunicasion de audivisual という学部で、主に写真や映画、ラジオなどの理論、伝達方法を学び、実践する学部です。龍谷大学で専攻している学部とは違いますが、私が将来就きたい職業に活かせる学部だったため専攻しました。バレンシア大学は基本的に前期が始まる時点で、後期の授業も履修します。この点に関しては日本の大学と違います。授業は9月から始まり、12月のクリスマス前に終了し、1月の中旬からテストが始まります。その後に後期が始まる流れです。

 一つ目は、teoría y técnica de la fotografía という授業です。この授業では、カメラの理論をまず学びます。例えばレンズの焦点距離や、像の1の計算、画角などを学びます。正直、物理の様な授業で最初は、スペイン語で理解するのが大変でしたが、今は段々と慣れてきました。さらにこの授業は実践の授業もあり、実際にカメラを使い、その日のお題に従って各々で写真を撮ります。友達とグループで行うためそこで仲良くなったり、それぞれが撮った写真などに意見したりと、難しい反面、楽しく学べます。

 二つ目はideación y producción radiofónica という授業です。この授業はラジオ(podcast)の理論をまず学び、これも同じく実際にpodcastをグループで作り実際にレコーディングをし、編集までを行う授業です。この授業は私にとってはとても難しい授業です。スペイン語でグループで決めたトピックについて話し、実際にpodocastのように音楽を入れたり本格的な授業です。特にまだ発音がうまくできない単語がある中で、実際にスタジオでレコーディングをしなければならず、初めて行った時は苦戦しました。これも一つの経験としてすごくよかったと今は思います。今はプロジェクトの途中で週末は友人の家にみんなで集まってプロジェクトを進めています。

・ワールドカップ

スペインといえばサッカーというイメージも強いです。たまたまスペインと日本が同じグループということもあり、友人とはワールドカップの話題もしばしば上がります。サッカー大国だけあって人々の熱狂具合は凄まじいです。スペインの試合がある日は多くの人が国旗を持ち各々バーなどで見ています。私は日本対ドイツ戦をバーで友人と観戦しました。ドイツからの留学生も多くバーにいる日本人は私一人でしたが、ドイツに勝利した後は、日本のユニフォームを着て道を歩いているだけで多くの人に話しかけられたりと、いい思い出になりました。スペイン対日本戦はもっと面白くなりそうです。

 授業風景