Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2022年12月号 文学部 K.U

①治安、危険を感じたこと、トラブルについて

  私がスペインに来て危険を感じたことは一度もありませんが、治安については私の住んでいるバレンシアはいいともいえません。特に夜が危険です。私が経験したことなのですが、バレンシアでの生活がちょうど2ヶ月経過した頃に携帯を盗まれました。学校の帰り友達と遊び、やがて夜になり、近くにあったベンチに座って会話をしていた時に、後ろから一人の男の人が声をかけてきて、ライターを貸してくれないかと話しかけてきました。スペインでは物乞いの人や、花などを歩きながら売っている人に声をかけられるのは普通のことで私は普段だいたい関わらないようにしているのですがその時はたまたまライターを持っていたこともあってポケットにあるライターを探して、手渡しました。しかし今思い返すとこのライターを探している時間を与えたことと、友達と話していることに夢中で携帯をベンチの上に置いていたことが私のミスでした。置いていた位置も悪く、簡単に後ろから取れるような位置に置いていたのです。その場所とライターを探す時間がその男の人に盗む時間を与えてしまいました。彼らは何度もそういうことをしていることもあって本当に手慣れています。結果、その男にライターを貸した5分ほどして自分の携帯がないことに気づき探し回ったのですが、見つかりませんでした。バレンシアの大学の友達も同じ時期に盗まれたという話をしていたことから、盗みは頻繁に起こります。私も注意はしているつもりでしたが、甘かったなと今思い返すと感じます。警察に行ってもできることは少ないと言われ門前払いのような感じでした。あたり前ですが携帯を盗まれると、simカードの変更や、携帯を新しく買ったりなど大変なことが多いので、財布と携帯は、特に注意を払って海外では生活した方がいいと思います。

②旅行について

学校の授業のスタイルにも慣れ、授業のプロジェクトも終わったこともあり、旅行に行ってきました。行った場所は、バルセロナ、またアンドラというフランスとスペインの間にある、本当に小さい国です。大きさは福井県ほどの大きさだそうです。バルセロナは私が住んでいるバレンシアとはまた雰囲気が違っており新鮮でした。バルセロナにスペイン人の友人がいたのでそこの実家にお邪魔させてもらいさまざまな場所に連れて行ってもらいました。その家族はカタルーニャ語を普段の生活で使っていることから普段勉強しているスペイン語と少し違っていて理解するのが大変でした。アンドラもその友達に連れて行ってもらったのですが、その国は税金がないことから、お酒とタバコを求めてくる人が多いと聞きました。初めて国と国を車で通過したこともいい思い出になりました。