Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2022年2月号 文学部 K.U

試験について

バレンシア大学の試験について。私が受けた試験のうちスペイン語で受けた試験について紹介します。私が受けた試験は、ideación y producción radiofónicaというラジオの理論を学ぶ授業と、teoría y técnica de la fotografíaという写真の理論を学ぶ授業の試験を受けました。どちらも大教室で、日本で行われるテスト同様行われます。日本と違う点としては、問題が書かれている用紙と白紙の紙が何枚か渡され、その白紙の紙いっぱいに答えを記入すると言うものです。問題もたくさんあるわけではなく、一行だけ、この分野について説明しなさいと言ったような短い文章で質問が書かれています。ラジオにの試験は問題用紙が配られたのですが、写真の試験に関しては、試験問題は教授が口頭で問題を言いそれを聞き取って書くと言ったもので留学生の私には始まりから大変な作業でした。どちらの試験も留学生ということで辞書の持参は許されたものの、とても難しかったです。周りの友人たちは白紙の紙を青いボールペンでぎっしりと内容を埋めていくのに対し、私は白い用紙が周りよりも全く埋まらないことに焦りを感じたのを覚えています。しかし、時間をかけて白い用紙をボールペンで埋めきった時の達成感は計り知れないものでした。結果は、ラジオのテストは不合格で、写真の授業は合格できました。バレンシア大学は、単位を落とすともう一度受けるチャンスがあるので、それに向けて頑張ろうと思います。

バレンシアの気候とfallas

バレンシアは2月にもかかわらず20°後半の天気が続いており、すでに夏のような暑さです。それにバレンシアではfallasというお祭りが3月の中旬に行われるのですがそれに向けて1ヶ月前からお祭りムードが漂っています。fallasとはバレンシアの火祭りのことで、スペインの三大祭としても知られています。街のあらゆるところにモニュメントが作られ最終日にそれらが燃やされます。1ヶ月前からは、街の至る所でfallasの代名詞のような爆竹が昼も夜も鳴り響きます。音は銃声のような音がします。突然鳴り出すので一瞬ドキッとします。fallasの祭り本番が楽しみです。

 

fallasのモニュメントとお祭り本番前のほぼ毎日上がる花火(爆竹の方が表現が正しいかもしれません)地響きがすごいです。少し耳もおかしくなります。