ヴィリニュス大学では8月30日から9月5日までの間がオリエンテーション期間として設けられているため、毎日異なったイベントが行われています。
初日の30日は、寮から30分ほどバスに乗って大きなホールに留学生が全員集まり、この大学の基礎情報や今後どのようにしたらいいかという説明が10時から休憩を挟んで16時までありました。
その時にプレゼントされたカバンが左の写真になります。
初日は少し堅苦しい雰囲気がありましたが、次の日からは大学の図書館の散策やリトアニアの首都であり、かつ大学があるヴィリニュスの街を紹介してくれるツアーに参加しました。
この地に降りてからまだ数日しかたっていなかったため、仲のいい友達がいませんでしたが、このツアーで町巡りをしている間にアジアに限らずヨーロッパなど様々な国の人と話すことができたので、充実した日になりました。そして、まだ数日しかたっていませんが一つ気づいたことがあります。
それは、それぞれの地域(ex; 白人、アジア人、黒人)ごとに自然とグループができ、その中で仲良くなる傾向がありました。私も実際に話しかけてくれる外国人は、基本アジアの人が多かったことが印象的でした。
この出来事は、リトアニアだけでなく様々な国と地域で起きていることであると思うため、私のマンスリーレポートを読んで共感してくださる方がいらっしゃれば、うれしいです。
出発について
長いようで短い一年間の留学生活を送りリトアニアに向けて約20時間の長旅が8月28日から始まった。
関西国際空港に15時に到着した時は、精神的にとても落ち着いていた。しかしながら、大切な人と空港で最後の会話をした時、今まで心の中で押さえていた不安や恐怖心があふれ出てきてしまい、涙があふれてしまった。そして、搭乗手続きや保安検査を終えた後、19時半の上海航空の飛行機で中継地点の上海に向かった。上海では、トランジットの時間が4時間あったため、余裕をもって行動ができると想定していた。だが実際は、目的地のターミナルがどこにあるか分からず、スタッフに何度も尋ねて何とかたどり着くことができました。しかし、ここにきて一つ目のトラブルが発生しました。それは、次の飛行機の出発時刻が45分早まってしまったことです。だから、長蛇の列に並んで搭乗手続きを終えたころには、出発時間が迫っていたため、走って出発ゲートまで向かわなければならかった。結局、飛行機が出た時刻はもともとのスケジュール通りだったので、心臓をバクバクさせながら走った努力を返してもらいたいと心の底で少しの怒りを覚えました。上海から次の中継地点のモスクアまで9時間のあいだに二回機内食が出たことに驚きましたが、その後は順調にリトアニアのヴィリニュスまでたどり着くことができたので良かったです。
今回のフライトから学んだことは、すべてのことが順調に進むことなく、困難に立ち向かいながら解決していくということだ。