オリエンテーションについて
ヴィリニュス大学大学では、2018年8月30日から9月5日がオリエンテーション期間である。少し期間が長いと思った方がいらっしゃる方かもしれません。しかし、毎日違ったプログラムがあり、見知らぬ土地と大学について理解するいい機会だと私は考えました。
初日の8月30日は、Opening of Orientation Weekとして、留学生全員がホールに集まり、ヴィリニュス大学の教授から授業、図書館、学生書、クラブ活動などなどを10時半からはじまり休憩を挟んで16時までありました。少し時間としては長いと感じてしまいましたが、初日のオリエンテーションは良いスタートであったことには変わりはありません。
その後は、毎日異なった企画があった。例えば、9月1日は、City Gameという企画で、100人以上の留学生が各10人程度のグループに分かれて、トータル10個のクイズを解くために地図に描かれたヴィリニュスの観光スポットを巡りながら町のことを知る楽しい企画であった。グループの中には、フランス、ドイツ、トルコ、中国、韓国、スペインなどの国からの留学生がいたので、町散策をしながらそれぞれの国について話し合うことができた。
その他には、各学部の担当の先生から話を聞くことができる機会を設けてくださったり、リトアニア語の授業があったりと充実したオリエンテーション期間をすごすことができたので、今後の大学生活が楽しみになった。
日本からリトアニア
私は、関西国際空港から中国にある上海空港。そして、最後の中継地点であるロシアのモスクア空港に降り立ち、リトアニアの首都でるヴィリニュス空港に降り立つ。このプランで、約20時間かかる長旅で日本を出国する計画であった。過去に留学は、短期間でフィリピンのセブ島に3週間、語学学校に通うことがありましたが、今回のような長期間で日本を離れることが初めてだったため、不安と楽しみとの感情が混じり合った複雑な心境であった。関西空港では、最後のお別れの何とも言葉に表すことができない不思議な空間を大切な人と過ごし、今までこらえていた感情が溢れて涙がぽろぽろと頬を伝ってしまったことを覚えている。しかし、刻一刻出発時刻が迫ってしまったため、お別れの挨拶をした後、保安検査をぬけて出発ゲートに向かった。
一つ目の上海空港では、関西空港と比べ物にならない巨大な敷地なため、飛行機の乗り換えに時間がかかった。ここで、一つ目のトラブルが発生してしまった。それは、次の飛行機のアエロフロート航空の搭乗時間が予定より45分早まってしまった。したがって、手荷物預けの手続きが終わったころには、出発時刻の20分前であった。しかし、飛行機は元の出発時刻にしたがった状態になっていたので、焦った気持ちを返してもらいたいと思ってしまった。しかしながら、今回のことから、日本とは違い出発時刻の変更が急に起こるということを学べた。
その後は、無事にリトアニアにたどり着き、少しずつ環境に慣れてきている。