Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヴィリニュス大学
2023年 10月号 国際学部K.Y

今回は、

①大学寮

②”ESN”ー大学主催のイベント

について紹介していきます。

①大学寮

Vilnius大学には、Olandų(オランドゥ)、 Saulėtekio(サウレテキオ)、Didlaukio(ディドラウキオ)、という3つの寮があります。(読み方は参考までに。。)寮の申請は日本で行い、寮が決まり次第deposit(敷金、保証金のような?)を先に支払います。 このdepositの支払いは、ヨーロッパのSwedbankという国外口座に支払うため、日本の銀行の窓口へ直接行き支払う必要があります。しかし、この際の手数料がとても高いので、私は”Wise”というアプリを用いて、最小限の手数料で送金しました。オンラインバンクのようなもので、安くかつ安全に海外送金が出来るのでオススメします。

寮の希望は出せません。寮が決まっていても、部屋(2人部屋か3人部屋か)やルームメイトの情報は一切なく、到着日に始めて分かります。ちなみに、私はDidlaukioの3人部屋でした。また、学生によって寮への到着日はバラバラなので、学校が始まったあとであってもルームメイトが到着しておらず、まだ分からない場合もあります。

私の寮Didlaukioについてです。私の寮では、3人部屋と2人部屋が隣接しており、その5人で1つのシャワー、トイレ、洗面台をシェアする形となっています。ヨーロッパではブロッキングルームと呼ばれ、よくある形式のようです。キッチンは、1フロアの半数(15~20人ほど)でシェアします。私のメインキャンパスまでバスと徒歩で40分と少し遠いです。

寮に関しての様々な情報を事前に入手していたので、とても強く”覚悟”を固めてきましたが、思ったより”住むことが出来る”寮でした。あるレビューには”3人部屋に机が2つしかない!”などとありましたが、幸運なことに私の部屋には一人一台の机があり、また冷蔵庫もあり、他の部屋に比べても広いので、その点は有難く思っています。夜の騒音問題は心配なさそうです。

しかし、日本人の感覚で住むと、やはりカルチャーショックを感じますし、私は潔癖症まではいかないともきれい好きなので、日本のアパートが恋しいです。また、衛生面、プライバシーの欠如、ルームメイトとの衝突など色々問題はあります。しかし、家でも英語縛りの毎日、国際色豊かな生徒との出会い、また各国の伝統料理のおすそ分けを貰えたりと、ここでしかできない貴重な経験ができます!極めつけは、寮費の安さ!電気や水道代込みで、1か月70ユーロ(1万~1万2000円)です!スーパーで毎月支払います。住居にお金をかけず、その分旅行や娯楽に出費をするのが私のモチベです。また次の機会に、各寮を比較した情報をお伝えできたらと!

 

②毎月のイベントについて

ヨーロッパには、”ESN”(Erasmus student Network)という学生運営の団体があります。この団体では、毎月イベントや企画を運営し、international students同士の交流の場を設けてくれています。Vilnius大学にもESNが存在するため、毎月、毎週!さまざななイベントがあります。実際のイベントスケジュールを下記に掲載したので見てみてください。

Instagram やTwitterでイベント情報や活動を見ることが出来ます。ESNには無料で参加することができ、またイベント情報は、”WhatsApp”(日本のLINEのようなアプリ)のグループチャットを通して把握しています。イベントにはGoogle formでの予約が必要なものや、参加費、料金が発生するものもあります。私がこれまでに体験したイベントは、ナイトクラブ、ボードゲーム、paintball(スプラトゥーンの現実版のような!), そしてリトアニア語レッスンなどです。

私はこのイベントに積極的に参加しました。毎回新しい人と出会い、社交の場を広げ、また新しく貴重な経験を積むことが出来ました。ヨーロッパの文化に触れるという点であっても、とてもいい機会であると思います。

また、ESNでは短時間のイベントだけでなく、休日を使った旅行も企画しています。首都ビリニュスから少し離れたリトアニアの観光地や、北欧旅行のプランなど様々です。どのイベントも自由参加なので、気になったイベントに参加してみるといいと思います!

ESNのイベントカレンダー

3人部屋

paintball

ESNのイベント