Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヴィリニュス大学
2023年6月号 国際学部 C.K

①この留学を振り返って

リトアニア留学を振り返ると、楽しかったことより辛かったことの方が多い留学生活でした。もちろん海外の友達ができたり、旅行をしたりと楽しかったこともありますが、それ以上に辛かったことの思い出が残っています。初めは英語が聞き取れず話すこともままならなかったので、授業を受けることが憂鬱でした。ディスカッションをしても中々入ることができなかったり、質問に答えれなかったりと自分の英語力のなさに悔しい思いをしました。また、初めての共同生活も大変で常に気を遣って生活し、ストレスがたまることもありました。しかし、徐々に環境にも慣れ、英語力もついてきました。留学前や留学してすぐは不安や心配ばかりでしたが、日本人が少なく友達もいなくて、環境に慣れるのも大変で、英語がわからないのは最初は当然のことなので、考えすぎたり心配しすぎることをやめました。起こってもいないことを心配しても無駄なので、全てどうにかなると思ってポジティブに生きていたので楽に過ごせたと思います。辛かったことが多かった分成長できたと感じています。私は卒業を遅らせる気はなく、留学中に就活をしていたことで余計に辛く感じたと思うので、留学に専念していればもっと楽しめたのではないかなとも思います。考え方は人それぞれですが、私は大学を4年で必ず卒業する必要はないと思うし、今しかできないことは挑戦するべきだと感じました。周りに合わせたり、人に流されるのではなく自分のやりたいことは貫くことが大事だと思いました。

 

②留学経験をどのように活かすか

私は今回の留学を経験して将来したいことや夢を見つけられたらいいなと思っていましたが、結局今でも将来自分が何をしたいのかよくわかっていません。留学中は日本にいる時よりも時間があったので、自分について考えることが多かったのですが、考えてもわかりませんでした。やりたい仕事があったり、第一志望だと思える企業がある友人を見ていると羨ましくなります。今は単純に語学力を活かせたり、国際的な仕事というありきたりな理由で就活をしています。しかし海外では年齢に関係なく留学をしたり、やりたいことをやろうとしている人がいました。私もいつかやりたいことが見つかれば何事もやってみようと思うようになりました。今はまだ自分が将来どんなことをしているのか想像できませんが、今回の留学で得た行動力やポジティブな考え方を活かして、これから自分がやってみたいと思えることは周りのことは気にせず挑戦したり、行動したいと思っています。