Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヴィリニュス大学
2024年 4月号 国際学部 K.Y

現地の学生、友人について

私の友達とは、主に多くのイベント、講義、レストランやバー、友達の紹介を通して知り合いました。よく、現地の学生(リトアニア人)と交流を深めることは難しいと言われており、というのも、留学生は留学生同士で講義を取ったり、活動することが多いからです。しかし、私の場合は、色々なイベントに参加したり、現地の生徒も受講している講義を取ったりしたことで、多くの現地の学生を知り合うことが出来ました。特に”やぽんカフェ”という、リトアニアと日本文化を交互に広めるイベントはおススメです!日本語を習っている現地の学生に出会うことが出来ます。

エラスムスの友達とも講義やイベントを通して知り合いました。友人との会話はとても興味深く、主にその国の文化について話し合ったり、言語を教え合ったりしています。特に言語については、いろんな国の様々な言語が学べるため、毎日が新しい学びで溢れています。(私は、各国の”ありがとう”という言葉をマスターしようとしているところです)一番多くの時間を共に過ごしているため、1セメスターで帰国する友達とのお別れは、本当に辛いものでした。またこれからは一年ともに過ごした友人と離れるとなるなど、想像がつきません。友人は留学生活にとても重要で、かけがえのない存在となってきます。積極的に行動し、多くの方と出会えるといいです。

 

 

 

リトアニアが大好きな理由(できれば、日本へ帰りたくない理由)

約1年間のリトアニアでの交換留学も、あと三か月を切ってしまいました、、、、。最近は、もうすぐ日本に帰らないと行けない、ここで出会った大切な人達としばらく離れてしまう、素敵な町、風景が見られなくなってしまう、、、こんなことばかりが常に頭によぎっています。正直、“日本に帰りたくない”と強く思うほど、リトアニアが大好きになりました。

今回は、私なりに感じたリトアニアが大好きな理由について、紹介していきます。興味深いことに、世界を知ろうと留学すると、最終的に自国である”日本”を改めてよく知り、違った角度で見つめ直すこが出来ていたと気づきました。というのは、ヨーロッパでの新しいカルチャーに対して、毎回日本と比較するからです。留学前は、”やはり日本が一番!”、と思っていた私でしたが、今ではいろんな側面から日本のプラス面、マイナス面について討論することができます。そのような経験を通して私が考えた”リトアニア”が大好きな理由についてです!

 

1,多言語で溢れる環境によるストレスフリー                                リトアニアの町を歩くだけで、英語、リトアニア語、ロシア語、そしてエラスムスの生徒による多様な言語が聞こえます。言語は時には壁になりますが、一方で彼らが何を話しているか分からないという状況は、私の気を散らすことが無く、また気楽さを与えました。彼らの言語は時に面白く聞こえますし、彼らが悪口やゴシップを話していても分かりません。外からの余分な情報が入ってこないという点で、日本にいた時よりもストレスが減ったと感じました。

 

2,一生飽きないold town の美しい街並                             毎回通学で通るold townの美しい街並み、教会、”the Europe”という感じの風景は、未だに飽きません。

 

3,英語という言語によるストレスフリー                            ここで改めて英語の”平等性”、日本語の”階級性”という構造を実感しました。普段の日常生活で使う英語は、日本語と違い敬語の存在が薄いため、誰に対しても平等な立場で会話をすることが出来ます。一方、日本語は、その厳格な敬語の構造によって、コミュニケーションにおいてどれだけ人と距離をとっていたかということです。英語のおかげで、年の離れた学生とも、とても仲を深めることが出来ました。(もちろん、どちらの言語にも魅力があります)

 

4,野菜、果物がとにかく安い

 

5,vilnius の治安がとても良い                                        Vilnius は首都であるにも関わらず、比較的とても治安が良いです。時々、酔った方に(お金を求められるなど)絡まれたりしますが、”No”と断れば何もせずに立ち去ります。多くのエラスムスの学生も、Vilniusの治安についてとても良い印象を持っています。

 

6,自然がとても奇麗

 

7,伝統、歴史、愛国心を感じる多くのイベント                         四季に特化したフェスティバル、マーケット、自然と歴史のつながりを感じるイベント、独立記念日のお祝い、ウクライナ支援のイベントなど、とにかく見どころのあるイベントが盛りだくさん。

 

8,親日国                                         杉原千畝との歴史的つながりをもつ国であるリトアニアでは、私を実際に”親日”を感じました。日本語を習う生徒、また、たまたま中心街で出会い話し始めた方が、日本への渡航経験があり、いろいろと日本について語っていたこともありました。

 

9,国際色が豊かなfood!!                                                 ここVilniusには、様々な種類のレストランがあります。特に日本ではあまり経験できないレストランとして、トルコ料理、ジョージア料理、アゼルバイジャン料理、ウクライナ料理、ロシア料理などです!私が特にはまっているのは、トルコ料理のドネルケバブです!!!日本で売られているものと全く違います。ケバブ探しが趣味になりました。

 

 

vilnius sakura park

 

Vilnius University 445th Birthday concert