グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2018年5月号 国際学部 S.F

カルチャーショックについて

ポーランドで受けたカルチャーショックはお店の店員の接客態度です。ポーランドは日本のようにカスタマーファーストの文化はなく、客に冷たい態度で接する店員がほとんどです。中には仕事中に誰かと長電話をしている人や、携帯をレジに置いたままお会計を進める店員もいます。これには理由があり、彼らの給料が低く上がる見込みが少ないので必要最低限のことしかしない、というのが背景にありました。あるポーランド人の友人は仕事中にケータイを触ることについて正当化して、日本人のカスタマーファースト文化を批判的に捉えていました。彼が日本に訪れた時、レストランの店員が客のいない間も店の前で姿勢を崩さずに立っていた姿に衝撃を受けたそうです。私はお客がいない間も来店された時に無礼を見せないように準備しておくのが普通であると考えていましたが、ポーランド人の目線から考えると非効率に感じるという理由もわかった気がします。確かに日本の礼儀作法などの文化は海外で好意的に受け入れられていますが、日本は海外の礼儀などを好んで受け入れるよりむしろ私たちのそれが正しいと思いこみ過ぎている点もあると感じました。このように留学をすることで日本をより客観的に見る機会を増やし、広い考えを持てるようになるのでやはりポーランドへ来て良かったと常日頃から感じています。

ベラルーシ旅行

先日ベラルーシという国へ3日間訪れました。日本ではベラルーシという国についてイメージが湧く人は少ないでしょう。ベラルーシはポーランドの東隣に位置しておりウクライナ、ロシア、リトアニア、ラトビアと接しています。ベラルーシはEUに加盟しておらず、国境を越えるための手続きが少し複雑でした。さらにベラルーシ自体、国際化が進んでいる国ではなく英語を話せる人もほとんどいませんでした。車やバスは10年以上使われているものが多く、建物もソ連時代のものが多く残されていました。ベラルーシ人の友人によると、私たちが訪れたグロドノという町にはアジア人が訪れることはほとんどないようで、実際に私が歩いていると市民や警察官は不思議そうな目線でこちらを見ていました。これまでに訪れた国々は国際化が進んでいましたが、ベラルーシの状況をみて、ヨーロッパの中でもこれだけの違いがあるのかと驚かされる旅になりました。