Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2021年10月号 国際学部 S.S

1試験について

前期試験は6/14~27までで龍谷大学よりも授業が1ヶ月早く始まっている都合上、試験も1ヶ月早く始まります。9/20~26にも追試期間があるので、本試験で受からなかった生徒はこの追試に回ることになります。因みに、後期セメスターの試験は1/24~2/6までで、追試験は2/12~18となっています。その間の期間は冬季休暇として2/7~11の5日間が設けられています。

一例としてEconomic Sociologyの試験の内容を紹介します。この授業は最終成績の75%を普段の授業が占めています。その中にはディスカッションやプレゼンテーション等が含まれています。そして、残りの25%を占めているのが最終試験です。この試験では30%以上のスコアで合格する必要があります。故に最低3割の点数が取れなかった時点で、この科目の単位は貰えなくなります。次に試験内容についてなのですが、2つの記述式問題 となっています。 1つはかなり一般的、もう1つはより具体的な問いとなっています。これらの質問は、授業中に議論された内容と学生のプレゼンテーションの内容で構成されています。

前期で履修した授業の多くが記述式問題が多かったという印象でした。選択問題の試験は少なく、成績はプレゼン+記述式問題等の最終試験で評価される科目がほとんどでした。

 

2この1ヶ月の滞在で感じた事

多くの方々の支援を頂いて、先月の9月末より特例ではありますが海外渡航の許可が降りました。今回の渡航は私一人の力では到底実現し得ませんでした。この実現にあたって財政面や精神面で支えてくれた家族、渡航までのサポートをして下さったグローバル教育推進センター事務部の方々、そして資金援助して下さった校友会の皆様、その他にも私の見えない所で尽力して下さった全ての方々に感謝申し上げます。

さて、早いものでポーランドに到着してから約1ヶ月が経ちました。私の身の回りの環境は目まぐるしく変わりまして、それに適応するのに苦労したのですが、ようやく生活が落ち着いて来ました。この期間で本当に多くのことを学び、体験したのですが、その中でも学業の姿勢の変化についてお話ししようと思います。

私は国際関係学を専攻しているのですが、友人から専攻について尋ねられる事がしばしばあります。その度に自身の学んでいる専攻科目について相手に伝えられるかと考えるのですが、その自信が全く無く愕然としました。それに気付いてからは、自身の学んでいる事を形に残したいという思いから、ゼミで扱っている書籍の内容をノートに自分の言葉でまとめるようになりました。折角国際関係を専攻しているので、自身がどの分野に関心を持っているのかを言語化できるレベルにまで落とし込む為にも、さらに学びを深めていこうと思います。