Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2021年12月号 国際学部 S.S

1オンライン授業で大変な事について

オンライン授業の場合は、教授は学生の様子を窺いながら授業を行うのが難しいので、基本的に学生が説明に対する質問・疑問を投げかけない限り、教授は学生がその説明を理解したと捉えてどんどん進めていきます。なので、漏れがないよう対面授業以上に教授の説明を注意深く聞かなければなりません。また、プレゼントテーションなどのグループワークを進めるのがかなり難しかったです。学生同士が集まれる機会がかなり少ないので、互いの意見を共有するまとまった時間を取る事が難しい環境でした。空きコマで学生達とスカイプを通じてプレゼンの内容を練っている際に、なかなか自分から意見を言うのが本当に難しかったです。

次に、対面授業に切り替わって以降に感じた私自身の苦労をお伝えします。大学の授業が90分間と龍谷大学よりも10分長い授業となっており、集中力を保つのがなかなか難しいので、授業前の時間や、授業間の空き時間に気を配るようになりました。具体的にお話しすると、水曜日は朝8時から授業があるのですが、前日の火曜には12時には就寝するようにしています。そして、遅くとも6時半までには起床し、意識が覚醒した状態で授業に臨むようにしています。また、水曜日は11時40分からも授業があるので、その際は一度寮に戻り、空き時間90分をいつも睡眠に充てています。

 

2ポーランド での生活で感じた不自由について

まずは買い物の際について。当たり前なんですけど、商品の表記が全てポーランド語なので、調味料や飲料水等を探すのにかなり時間を要します。特に、水を買おうとして間違えて炭酸水を購入してしまったことが、度々ありました。また、日本と異なって、肉や魚がバラ売りされていないので、自分の欲しい量を毎回定員さんに伝えなければなりませんでした。

次にこれが一番困ったのですが、毎週日曜日はほとんどの店が閉まっていることです。買い物をしようにも、博物館に行こうにも閉まっているので、せっかくの休日なのに手持ち無沙汰でした。そして祝日も同様なので、予めポーランドの祝日の日を把握する必要がありました。日本とは違う文化に戸惑いつつも、休日なのに店が閉まっていると言う新鮮な体験ができたな、と思います。

最後に寮での生活です。まず、現地についてかなり驚いたのは、風呂がないことも勿論なんですけど、シャワーの勢いがあまりにも弱くて驚きました。身体を縮こめて浴びないといけなかったので、シャワーを浴びるのにも時間がかかり、正直な所かなり煩わしく感じました。次に、ルームメイトとの相部屋生活です。僕が朝型、一方でルームメイトが夜型の生活だったので、なかなか互いに折り合いをつけるのが難しかったです。僕の場合は、朝起きてから彼の眠りを妨げないために、照明はつけませんでしたし、なるべく音を出さないように朝食を食べるよう心がけていました。