①授業紹介
私は2つの授業を履修しています。
まず一つ目は、Español para Extranjerosという授業です。外国人のためのスペイン語の授業です。月曜日、水曜日、金曜日にあります。一コマは2時間と少し長めです。例年、日本人は何人か交換留学に来るのですが、今期は私一人だけでした。そのため、この授業では、先生と私の一対一の授業です。最初は少し不安でしたが、先生はとても分かりやすく、優しくしてくださります。また受講者が私一人だけなのでわからないことがあれば、すぐに質問することができるのでとても効果的に受講できます。
二つ目は、Met.de Ensenanza de Espa .LEという授業です。金曜日にあり、一コマが3時間ととても長いですが、途中で10分ほど休憩があります。主に、英語教師になるためにスペイン語をアカデミックの観点から学習していきます。基本的に生徒が事前に指定された範囲のなかでプレゼンテーションを作成し、発表する授業の形式となっています。授業内容は専門的な内容や語彙があるので私にとってはとても難しいです。しかし、メキシコ人の友達が助けてくれるのでとてもありがたいです。
②死者の日 (Día de Muertos)
11月1日から2日かけては世界的にも有名な死者の日 (Día de Muertos)です。これは日本でいうお盆に似ています。この日は死者が現世に戻ってくるといわれ、メキシコ人にとってとても重要なイベントです。日本のお盆のように静かなものではなく、街中はとてもにぎわっていました。死者を迎え入れるために、各家庭ではofrendaと呼ばれる祭壇が設けられます。祭壇には、亡くなった家族の写真やパン、ろうそく、フルーツ、オレンジ色のマリーゴールドのお花、砂糖やチョコでつくられたガイコツなどの様々なものが飾り付けられます。街中では顔にガイコツの化粧をした人が多くいました。映画の「remember me」の世界に入り込んだような感じでとても感動しました。
また、ハロウィンと重なる時期だったので多くのフィエスタに誘われました。メキシコ人はとにかくお酒を飲んで踊るのでとてもカルチャーのギャップを感じました。メキシコ人は、小さいころから家族が踊っているのを目で見て耳で聞くので、自然に踊れるようになると言っていました。音楽と踊りが生活の中に溶け込んでいてとても興味深いと感じました。また、踊り方が分からなければ丁寧に教えてくれます。踊りにはサルサやクンビアなどがあります。この留学生活を通して、日本に帰るまでには踊れるようになりたいです。