Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

プエブラ栄誉州立自治大学
2023年9月号 法学部 W.H

①環境について

BUAPには複数の学部とキャンパスがあります。私はFacultad de Lenguas に所属しており、このキャンパスはとても小さいです。ほかにもCUやCCUなどのキャンパスがあります。CUはとても大きなキャンパスです。現在所属しているキャンパスにはいろいろな施設があります。まず図書館がありますがとても小さいです。また、寝ることもできる休憩室のような部屋もあります。売店がありますが、外のお店で購入する方がお得なので利用していません。

キャンパス周りにはいくつかのレストランや、コンビニ、お店などがあります。歩道にはタコスを販売している露店もあります。写真のこの料理はcemita de milanesa といい、お気に入りの食べ物の一つです。

大学にはcombiというバスに乗って登校しています。トヨタのハイエースに席をとりつけたバスです。乗車料金は8ペソでだいたい65円ぐらいです。基本的に決まったルートを通るのでどこでも乗り降りすることができます。乗りたいときは人差し指を上げます。学校までは30分ほどかかります。メキシコの道路は日本のように整っているわけではなく、でこぼこしており、車がとても揺れます。最初はアトラクションのようでびっくりしますが、日々乗っていると慣れてきます。また、基本的に運転が荒いのでいつ事故に遭遇するかわからないのでひやひやします。道路が整っていないので、タイヤもよくパンクします。その場合は後から来たバスに乗り換えるか、タイヤの交換を待つか選べます。

今住んでいる住居は森の中にあります。森を切り開いて、開発された集合住宅です。24時間管理人が駐在しているため、とても安全で静かです。近くにはスーパーやコンビニ、夜には露店があるのでとても便利です。

②メキシコ独立記念日について

 

9月16日はメキシコの独立記念日です。15日の夜から独立を祝います。私は現在一緒に住んでいる方の実家があるHuauchinangoという、プエブラ市から車で3時間ほどの町で独立記念日を過ごしました。夕方から町のセントロでは人々が多く集まり、とてもにぎわっていました。11時ごろになると独立を祝うために「¡Viva México!」とみんなで叫び、国歌を斉唱します。私は全くメキシコの国歌を知らなかったため、歌うことができませんでした。前もって聞いておけばよかったです。そして花火が打ち上げられましたが、すぐ近くで花火を上げ、頭の上に灰が落ちてくるのでとても危険なものでした。また、花火との距離が近すぎるため、とてもうるさかったです。しかし、「独立記念日」ということで特別な日であり、とても壮大なもので、メキシコ人がメキシコという国のことをとても大切にしていると感じました。そのあとは、フィエスタに参加しテキーラやビールを飲んで踊りました。そして、ポソレというメキシコの伝統的なスープを食べました。

日本にはこのような記念日はなく、とても新鮮な気持ちになりました。また、このような独立記念日に参加することができたことはとても光栄なものであり、今後また機会があればメキシコの独立記念日に参加したいと感じました。