Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

プエブラ栄誉州立自治大学
2023年11月号 法学部 W.H

①治安、危険を感じたこと、トラブルについて

アントロといういわゆるクラブに行ったのですが、中は人が大勢おり、少し暑かったので上着を脱いでいました。帰宅するときに上着を探してもなく、友達のメキシコ人いわく、ほかの人が盗んだ可能性が高いと言っていました。このようなことはメキシコでは普通らしくあきらめるしかありませんでした。メキシコでは特に私物については注意していたつもりでしたが、気が抜けていました。上着には貴重品を入れていなかったので最低限の被害で済みました。ほかの日には友達の上着がなくなったのでこのようなことはメキシコでは普通のことであるとともに、自分の物はきちんと管理し、被害にあわないように努めなければならないと改めて感じました。

また、大学の近くにあるoxxoというコンビニで男の人がなくなりました。何らかの原因で殴り合いになったようで、犯人は逃走中らしいです。普段、自分も利用するコンビニだったのでとてもびっくりしました。朝方の4時頃に発生したらしいです。こういうことに巻き込まれないように人気がない場所であったり、細道、夜中などは出歩かないようにします。日本にいる気分ではとても危険であるとともに、そのような被害にあわないためにも常に周りを見ながら行動しなければならないと改めて感じました。

②メキシコ人について

私はメキシコに来るまで、メキシコ人と話したことは一度もありませんでした。そのため、どんな人たちだろうとわくわくする反面なじめるかとても緊張していました。現在はメキシコに来てから、3か月ほど経過し、多くのメキシコ人と関わって一番に感じたのは、どの人もとても気さくで優しいということです。大学の友達はもちろん、お店やレストラン、フィエスタ、クラブなどで初対面にも関わらず、話しかけてくれます。わからないことがあれば私が分かるまで説明してくれたり、手伝ってくれます。これは特に見返りを求めるわけでもなく、些細なことでも助けてくれます。また、私のつたないスペイン語にも耳を傾けてくれます。私もほかの人が困っていたらできる限りのことをしたいです。

また、レストランやバスの中ではどの世代の人もbuenos dias おはようbuenas tardesこんにちはなどと全員に向かって挨拶をします。日本ではなかなか知らない人にあいさつをすることはあまりないのでとても新鮮に感じました。このような文化はとても素晴らしいと感じました。現代のインターネット社会で人と人の距離が離れる中で、メキシコに来て忘れていた何かを思い出したような気持ちになりました。やはり人と人とのかかわりはとても重要なものであり、それは挨拶からであると感じました。日本でもこのような挨拶の文化が生まれるといいなと思いました。