交換留学生の冬休みは大体1ヶ月半ほどありました。長期の旅行や遠出はこの期間を利用する人が多いです。
私は12月前半はAtlixcoのvilla iluminada というイルミネーションを見に行ったりDF(メキシコシティ)の観光などをしてその後はルームメイトの実家があるOaxacaで過ごしました。Oaxacaはメキシコの中でも先住民文化が色濃く残っている街で観光客もプエブラ市よりも多く、訪れたい場所も多かったのでツアーを二つ利用して観光しました。
ルームメイトと2人暮らしの私にとって、初めてメキシコの家族と過ごす時間でもありとても新鮮でした。ママのご飯作りを手伝ったり、市場で買い物をしたり、オアハカの有名なチョコラテを飲みながらテレビを見たり、観光では体験できないメキシコファミリーの日常の生活を経験出来ました。オアハカは12月・1月でも日中、半袖で生活できるほどでとても過ごしやすかったです。(プエブラに戻って来たあとに1月の寒さを感じました。)オアハカを訪れる機会があれば押さえるべきポイントは、
①チョコラテ・・・モリニージョという道具で泡立てるのが特徴で、シナモンの独特の風味があってココアとはまた違う美味しさです。
②アレブリへ・・・木彫りの人形に細かなデザインが施されたものです。日本で買うと1万円ほどするものがこちらでは500円程で買えたりします。
③バロ・ネグロ・・・黒い土を使った陶器製品です。真っ黒な輝きは日本の陶器にはないもので、インテリアにぴったりです。
④ケシージョ・・・オアハカ産のチーズで日本の「さけるチーズ」は、オアハカケシージョを参考にして作られました。是非ここでオリジナルの味を食べてみて欲しいです!美味しいです!
他にも、ブリキのインテリアや羊毛製品も有名で、お土産を買うなら伝統品がお手頃価格で買えるオアハカをお勧めします!
ということで、ほとんどの学生は冬休みは旅行に当てていると思います。また冬休み中はクリスマスと年越し、Reyes Magosとイベントも多いのでメキシコスタイルの祝い方を経験できます!
1)オアハカの伝統料理のひとつ「Caldo de Piedra」
2)メキシコ版BBQ「Carne asada」
日本で習っているスペイン語や、電子辞書のスペイン語はもちろんスペインのスペイン語です。留学前に知っていると便利かなと思う言葉を紹介したいと思います。
・「Jugo de durazno」これは=Zumo de melocotón の意味です。
・車はCocheではなく「Carro」、バスAutobúsではなく「Camión/Ruta」と言います。
・Aquíは「Aca」の方が使われています。
・Bocadilloはここでは聞いたことがなく大体「Torta」か「Cemita」です。(パンの種類が違うだけでどちらもサンドウィッチのようなものです。)もちろんTortillaはスペイン風オムレツではなくタコスの皮のことで、お店でも絶対売っています。日本人の白ご飯みたいに、tortillaは必須です。
忘れてはいけないのはdiminutivo -ito,-ita,-cito,-cita(縮小辞)です。ちっちゃい物を表すときや愛情を込めたcon cariñoの意味を持ちます。まず本当によく使うのは「Ahorita」です。「Ahorita vengo/regreso(すぐ戻るよ)」って時にも使ったりします。ただこのAhoritaは何時間後の可能性もありますし非常にアバウトです。
他にもmañanita(朝),tempranita(早く),chuquita(小さい),panecito(パン),cafécito(カフェ),corazóncito(心),taquito(タコス),gatito(猫),perrito(犬)etc… とりあえずちっちゃい物、愛情を込めるとき、すこしオブラートな表現にするときに使います。店員さんがお客さんに、招待客に、子供と話すときに使っているのを聞きます。初めは聞き慣れなくて戸惑いましたが、このdiminutivoを使えるようになるとメキシコ感がでますね!
あとは日常会話でよく使われる言葉を紹介します。「A poco?」とは「本当に?/わお!」などの驚きの表現です。「No manches」もよく聞きますが「信じられない/ありえない!」みたいなニュアンスです。
挙げるとキリがないですがメキシコ人の社交的で優しい性格に助けられ、日々新しい言葉に触れあえて本当に勉強になっています!
1)Tortilla de Maíz
よく行くTiendaでも毎日切らすことなく売っています!