Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

プエブラ栄誉州立自治大学
2016年6月号 政策学部 A.M

①この留学を振り返って

10ヶ月間、一瞬で過ぎて行きました。毎日勉強に遊びにと充実した日々を送ることができたので何も後悔することはありません。楽しいことが9割、辛かったことが1割、そんな留学生活でした。日本でイメージの良くないメキシコですが、人の良さや国の温かさは、どの国にも負けないと思います。そんな愛に溢れた国で留学することができたから、私はホームシックになることもなく、むしろ日本に帰りたくないと叫ぶ程、楽しい時間を過ごすことができたのだと思います。私は、独学でメキシコに来たので言葉の壁は他の人よりも感じることが多く、悩むこともありましたが、とにかく部屋から出て、笑われてもスペイン語で話し続けることでたくさんの友達が出来き、普通に会話できるまでに成長することができました。私はホームステイをしていたので何度も衝突しましたが、逃げませんでした。問題に向き合い解決まで話し合うことで、家族の絆は深まり、最終日には私を含め、全員が号泣、そして今でも頻繁に連絡を取るような関係になれました。本当の家族でも喧嘩をするし、別の家族、さらに国籍が違うとなれば、衝突することは当たり前です。これからホームステイをする方は、何か問題が起きても心配せず、みんな良く有ることと思って安心してください。メキシコ人は愛に溢れているので本当の家族のような関係になれます!!!

②留学経験を今後どのように活かすか

私は初めからスペイン語を就職に活かすためにメキシコに行こうという考えはありませんでした。日本で生活していると、情報が溢れているので行動する前から決め付けてしまうことが多く、メキシコ=危険、麻薬、マフィアというステレオタイプを壊すべく、第1号としてメキシコに行きました。スペイン語が勉強したいという理由だけなら日本でも十分に学ぶことが出来ると思います。理由はなくても行きたいと思ったら、それで行っていいと思います。4回生とか就活に遅れてしまうからという理由で留学を諦めるのはもったいないです。私はこの時期にでも交換留学に行ってよかったと思えるし、今後の人生においても、メキシコでの体験は活かされていくと確信しています。私は、スペイン語を学んだから将来はスペイン語を使う職業に就かなければならないとも思いません。一つのコミュニケーションのツールになれば、それで十分なのではないかなと思います。実際に私は今就職活動中なのですが、スペイン語は使いません。しかし将来的には、スペイン語圏の方を対象にしたゲストハウスを経営したいので、今後もスペイン語の勉強は続けて行きたいと考えています。

 

①メキシコ、カンクンの海です。

②メキシコ、グアナファトの街並みです。