Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2023年10月号 経済学部 H.T

 1.環境について

カルガリーは気候的にも、その他の環境的にも非常に住みやすい街であると感じています。まず気候ですが、基本的には日本と変わらないです。しかし日本よりも1,2ヶ月早くに冬が到来します。私がこのレポートを記録している日の気温は、カルガリーの最高気温3度、日本の最高気温23度とかなり違います。雪も10月の中頃には降り始めましたが、友人に聞いたところ例年はもう少し降り始めるのが早いそうです。カルガリーの秋の景色は本当に綺麗なので、もし見たい場合はカルガリーに来てすぐに外を見て回ることをお勧めします。まさに映画に出てきそうな坂や住宅街、子供や家族が外で一緒に遊ぶ光景が見られるので、私は秋の間毎日のように散歩をしていました。またこれからもっと雪が降ると言っていたので少し心配しています。日本からスノーブーツのようなものを持ってきた方が良かったかもしれないと後悔しています。気温以外の施設などの非常に整っており、大学などには多くの飲食店やジム、スケート場など大学の中だけでも住むのには困らないと思います。自炊をする場合は少し大学外に行く必要がありますが、ミールプランもあるそうなので、大学内で食住は完結することができます。バスや電車などの公共交通機関もU-PASSを使えば無料で利用できます。皆さんが留学する秋冬のタームは最低9単位(3授業分)をとっていないと無料で利用できないので気をつけてください。

 2.生活について

特に住む場所について話したいと考えています。まず私が住んでいる場所ですが、大学の寮ではありません。交換留学というと基本学生寮に住むことができると私も考えていましたが、カナダ政府の政策やコロナなどの理由で今年は需要が多いそうで寮に住むことができませんでした。寮に住みたい方は大学の書類申請が始まったその日に全ての申請を済ませ、同時に寮も入居申請することを勧めます。私は申請が始まった1,2日後に申し込みましたが、私の前に既に300人くらいの申請者がいました。学生寮に住み、ルームメイトと仲良くなるという留学の醍醐味を味わえないのはかなりの後悔になるので、気をつけてください。私はというと、大学から徒歩10分ほどの場所に住んでいます。Kijijiやrentfasterというサイトを使い探しました。他の学生の話を聞くと、バスで数十分、1時間かかる場所に住んでいる人もいたのでかなり運が良かったと思います。家賃も学生寮より1万円ほど安く済ますことができました。住宅を探す際に気をつける必要があるのは、基本の契約期間、備品があるか、電気代や光熱費、Wi-Fiの料金が家賃に含まれているのかなどです。また自分で連絡をして交渉する必要があり、非常に大変で不安にもなると思うので、早めに行動し始めることが大切だと思います。留学といっても一番多くの時間を過ごすのは自宅なので、しっかりと良い場所を探さないと後々の生活が苦しくなると思います。