Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2023年9月号 文学部 K.M

➀渡航・現地での留学先までの移動について

 フライトの予約はすべて、龍谷大学が紹介してくださった「アーク・スリー」さんにお願いしました。伊丹空港から成田空港、成田空港からバンクーバー国際空港を経由して、カルガリー国際空港まで、約半日かけて飛行機で移動しました。バンクーバーからカルガリー行きのフライトは雷のため一時間ほど遅れましたが、幸運なことに最後の飛行機移動だったため、特に影響はありませんでした。また、SIMカードを日本から出国する直前に入れ替えていたため、滞在先で待ってくれている管理人の方に事前に到着が遅くなるということを伝えることができました。

 大きなスーツケースを二個も運ばなければならなかったので、カルガリー国際空港から滞在先まではタクシーで移動しました。最後のフライトで、隣の席に座っていた女性がウーバーをお勧めしてくださいましたが、アプリをうまく使えなかったため断念しました。ウーバーとは、近くにいる運転手が目的地までタクシーよりも安い値段で乗せていってくれるサービスのようです。タクシーは、約25分の移動で$43.30かかりました。運転手の方がとても気さくな方で、たくさん話しかけてくれたため、移動中はとても楽しく、「これから一人で、知らない土地で言語の壁を乗り越えていかなければならない」という不安が少し軽減されたように感じました。日本でもタクシーを利用したことがなかったので、安いのか高いのか私には分かりませんでしたが、本当に利用して良かったなと感じました。

 

➁オリエンテーション・授業選択について

 オリエンテーションは二日間に渡り行われました。一日目は体育館で話を聴き、バンズにパティという簡単なハンバーガーやポテトチップス、ドリンク、シャーベットなどがランチとして無料で提供されました。二日目の午前中は完全に学部、学科ごとに分かれて話を聴き、午後からは、景品がもらえるガラガラやフォトブース、ポップコーンなどのフリーブースがたくさん催されていました。

 私は、龍谷大学では文学部英語英米文学科に所属していますが、自分の興味があれば、幅広い分野のどの科目でも履修することができるため、今学期は詩の授業や劇文学の授業のほかに、1867年までのカナダの歴史を学ぶ授業も履修しています。履修するか悩んでいる科目があっても、授業開始初日から約1週間の間は、出席してみて思っていたのとは違うなと感じたら履修しないという選択もできるので、たくさん履修する科目の選択肢を作っておけば良かったなと感じました。最初の授業でシラバスが発表される授業もあったので、様々な分野に興味を広げて授業に出席してみるべきだなと思いました。

 また、履修登録の際に気を付けて良かったなと感じたのは、いわゆる「連コマ」を作らないようにスケジュールを組んだところです。カルガリー大学はとても広く、約一か月経った今でもまだ迷子になってしまうことがあるくらいです。すべての授業に確実に出席するためにも、少し余裕を持てるような時間割を組むのが良いのではないかと思いました。