オリエンテーションについて
私は今回、研究員Visiting ScholarとしてUC DAVISへ留学しました。
そのため、私は研究を開始する前にまず、Visiting Scholarとしての立場、権利などを教えてもらう「J-1 Scholar Orientation」と危険物を扱う研究を安全に行うための講習「safety course」へ参加する必要があります。「J-1 Scholar Orientation」はSISSへ行き予約を行います。持ち物は渡航の際に揃えたビザ関係のものです。また「safety course」はインターネット上で予約を行いました。Safety courseの予約にはログインIDとパスワード必要なため、Bainer Hallにある学部の教務課に行って自分専用のログインIDとパスワードを作ることで予約が可能になりました。この2つの講習に参加後ようやく実験をスタートすることが出来ます。「J-1 Scholar Orientation」は各週でしかやっていないため、もしかすると2週間後にしか受けられないという事態になってしまうこともあるので、時間があるうちに早めにSISSへ行き、予約することをお勧めします。
そして語学学校に参加するためUC DAVIS Extensionのオリエンテーションにも参加しました。これは、渡航前にExtensionに入学手続きをすることで自動的にExtensionの最初の日のオリエンテーションに参加出来ます。オリエンテーションは2日かけて行われ、授業やDavisについて、activity、ホームステイについてなどの説明を聞きます。この時わからないことがあれば逐次質問することが可能です。
また、この2日間の間にクラス分けのテストも行います。クラスは100から800までで分けられ、もし500以上のクラスになれば、自分の受けたいクラスをカスタマイズできるそうです。
環境について
9月のDavisはほとんどの日が快晴で湿気も少ないため、非常に過ごしやすい気候です。なので多くの学生はTシャツ一枚です。ただ注意が必要なのは日中日差しが強く、朝方が非常に冷え込むので、過ごしやすいといっても気候の変化に合わせられるように羽織れる服を持ち歩くほうがいいかもしれません。
あとDavisで生活するためには自転車があるとすごく便利です。それほど大きな町ではないので自転車があればDavisを自由に動くことが出来ます。ただし自転車人口が多いためルールも厳しいため、安全運転を心掛けています。
私は現在、アメリカの一般家庭にホームステイをしています。
家族の一員として迎え入れていただけるので、非常に楽しく英語、そしてアメリカ文化に触れることができます。
ホームステイの探し方にもいろいろあります。WISEによる紹介では、マッチングのために自分の好きなものや性格、希望する条件を事前に伝えることが出来ます。また、ステイ先の家族構成やなぜ留学生を受け入れるのかなどを事前に知ることが出来るのでお互いをある程度わかった状態で新しい生活をスタート出来ます。
「親しき仲にも礼儀あり」を忘れずに積極的にホストファミリーに接していこうと思います。一緒に出かけることも非常にいい勉強になるので教会に付いて行ったりしています。
自由テーマ
こちらに来て変わったことがあります。当たり前ですが周りの環境です。
言語、文化、食事など様々なことがこれまでの生活とは異なります。ストレスを感じる場面もあるかもしれませんが、新しい環境で新しい発見がたくさん出来ます。まだ渡航してから一カ月も経っていませんが日々なにか変化があるので毎日が充実しています。
積極的にやっていけば周りの環境もそれに答えてくれると思います。
余談ですが、こちらの人は誰にでも話しかけます。歩いていると道を尋ねられたり、僕が困っていたら心配して手伝ってくれます。最初は僕に話しかけていることに気づかないこともありました。手続きの際にもたくさんの方に助けていただいたので無事完了出来ました。文化の違いなのかもしれませんが、何気ないコミュニケーションってすごく新鮮で楽しめています。もし分からないことがあればこちらから道を尋ねてみるのも楽しいのではないかと僕は思います。
変化を楽しめたら毎日を充実して過ごすことが出来ると思います。
もし疲れたり、日本が恋しくなった時は早めに友達や家族に連絡したり、こちらの友達と遊びに行ったり、自転車でサイクリングに行く(LAKESPAF FORDがおススメ)など自分なりのストレス発散法を作っておくのも大切です。