Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アリゾナ州立大学
2013年2月号 国際文化学部 M.M

   ・授業紹介②(受講している科目について)

第二セメスターが始まりました。語学学校は卒業することができたので、今学期からはアリゾナ州立大学の授業だけになります。私が今学期に履修している科目は、Intro Stars, Galaxies & Cosmo、Intro to Human Communication、Global History Since 1500、そしてIntro to Travel and Tourism の5つです。今学期は、興味のあるいろいろな分野の科目をとってみました。というのも、交換留学生が履修できるクラスのレベルは限られており、初級のクラス(Intro)が主になってくるからです。いろいろな分野を学ぶことで、それぞれの分野の単語を幅広く学習できるという点と、高校で習った基礎知識がある上での講義なので、日本とは違った視点で学ぶことができるという点で、Introのクラスを受講することはいいと思いました。アリゾナ州立大学の講義は、日本の大学のシステムと違い、それぞれの科目が週に2回ずつあります。毎回の授業の復習や宿題、さらに定期的にあるテストの勉強など、毎日することがいっぱいで、正直なところ、学期初めから疲れ始めました。しかし、留学生活もあと残り4ヶ月をきりました。悔いの残らないようにするため、一瞬一瞬を大切に残りの留学生活を頑張っていこうと思います。

 

・余暇の過ごし方

2月と言えば、日本はまだ寒いでしょうか。アリゾナでは、日本の冬の寒さなんて想像もつかないほど正反対です。朝晩はさすがに少し冷え込みますが、日中は半袖、サンダルで歩き回れるほど暖かく、本当にこれが2月なのかと疑ってしまうほどのすごしやすい気候が続いています。冬が嫌いな私にとって、アリゾナは天国です。

そんなよい気候なのに外に出ないなんてもったいなすぎます。私の最近の余暇の過ごし方は、できるだけいろいろな友達と、近くの大きなショッピングモールに買い物に行ったり、山にハイキングをしに行ったり、それぞれの出身国の料理を持ち寄るパーティを開いたり、美術館巡りをしたり、ボランティアをしたりしています。また、私が住むGlobal Villageと呼ばれる寮では、毎週いろいろなイベントが開催され、世界中からの交換留学生やASUの学生と出会うことができます。この寮は、ほかの寮に住んでいる学生がうらやむほど、本当に多くのイベントがあります。

では、今週末の私の予定を見てみましょう。土曜日の午前中はボランティアクラブの活動があり、午後はルームメイトと動物園へ。そして、夜は友達の誕生日パーティ。日曜日は、朝から寮のみんなでアジアの料理を一緒に作り、午後はそれを食べながら、映画鑑賞会をします。夕方は、クラスメイトと図書館で勉強。これはほんの一例ですが、毎週末本当にいろいろなことをしています。月曜日から金曜日はしっかり勉強しますが、週末はたくさん楽しいことをすることで、息抜きになりまた次の1週間頑張ることができます。

 

・助けてくれる人々の存在

留学は休暇の楽しいことばかりではありません。時には、ホームシックになったり、授業についていけなかったり、自分の英語力の低さに落ち込んだりすることがあります。そんなときに助けになってくれるのが、ルームメイトやクラスメイト、学校の友達、家族の存在です。私が落ち込んでいるときは、相談に乗ってくれたり、ジムに誘ってくれたり、英語のレッスンをしてくれたりと、本当に支えになってくれています。特に一緒に生活しているDivyaというシンガポールからの留学生と、ハーバード大学からトランスファーしてきた、アメリカ人のKaleia、そして、台湾出身のAliceの3人のルームメイトたちにはとても感謝しています。なぜなら、私が勉強で忙しくしていると、ご飯を作ってくれたり、難しい英語を簡単な文章にして説明してくれたり、ショッピングに誘ってくれたりして心の支えになってくれているからです。ここに来てから、私は常にたくさんの人から支えられて生きていることをより実感しています。