Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アリゾナ州立大学
2016年9月号 国際文化学部 R.M

※注意!!!

ページ最下部に所謂アニメの萌え絵(美少女キャラ)が含まれます。苦手な方はご注意ください。


大学内の設備

私が通っているテンピキャンパス内には、数多くの施設が存在します。Book storeと呼ばれる教科書、文房具、衣類、お土産(ASUブランド)、パソコン類などを取り扱っているお店や、バーガーキング、スターバックスなどアメリカを代表するチェーン店などもキャンパス内に入っています。食事についてはMeal planという学食制度もあり、1セメスター約20万円で1日3食分の食事をビュッフェスタイルで提供するものがあります。なので、食事面で不安がある方にはオススメかも知れません。プランによっては月に数回友人を招待することも可能だそうで、友人に招待してもらい料理を頂きましたが美味しい料理が多かったです。また、Meal planでは顔見知りの友人を作る機会にも恵まれてると聞きます。

アメリカの多くの図書館と同じようにASUでも時期と曜日によって少し変動があるものの、朝9,10時から明け方まで、長い時は、翌日の朝5,6時まで図書館を利用することができます。図書館内はオープンなスペースと、Quiet Studyと呼ばれる閉じられた空間に分けられており、生徒への配慮を感じられます。また、図書館にはいくつかのパソコンとプリンターも設置されていたり、ほとんどのテーブルでコンセントが利用可能です。図書館とは別に、パソコンが利用できる棟も存在し、MacとWindowsのそれぞれを備えた筐体(ブラウザの多くはFirefox)が用意されています。

 

街の交通機関

テンピではOrbitという無料のシャトルバスから、Light railという路面電車、通常のバス等いくつかの交通手段があります。私はオフキャンパスに住んでいるので自転車を基本的には使用しますが、オンキャンパスに住む場合でも自転車があるに越したことはないかと思います。自転車には、前方に白のライト、後方に小さな赤のライトの二つの設置が義務付けられていますが、正直なところ付けていてもすぐにライトを盗難されます。というよりも付けている人の割合も多くはなく、警察も特に呼び止めたりする訳ではありません。が、夜の遅い時間等のことを考えると盗難にあっても付けておいたほうが良いと思います(義務ですし)。ちなみに自転車の相場は、80ドル〜150ドル程でピンキリです。アメリカの自転車は鍵が別売りなのと、ロードバイクに似たモデルが多く流通しているので基本的にカゴはありません。

Orbitというバスは各方面に向けて一定の範囲まで走行している無料シャトルバスで、それぞれに惑星の英語名が付けられています。オフキャンパスで生活するのであれば、一つの選択肢ですが、朝の6時〜夜22時までの走行なので、遅くまで学校に滞在する場合には向きません。南の方面のバスは大きなスーパーマーケット(Wal Mart)が最終地点になっていたり、東西南北にそれぞれ特色のあるお店が存在するので普段の生活にはとても便利です。

 

居住環境

前回の交換留学派遣者Y.Yさんと今回のもう一人の派遣者M.Kさんは共にVista de Solというオンキャンパス(学校のすぐ南)に滞在しているので、オンキャンパスに興味がある方是非参考にして下さい。私の住んでいるDorsey Place(12月末までのおよそ5ヵ月で40万円弱)を始め、アメリカの多くの学生アパート?にはジムとプール、公共スペースにBBQコンロが設置されています。これらはすべて無料で、誰でも使えるものです。また各アパートとも、ベッドルームがプライベートなものと共有のものとあります。私は部屋に空きがなくベッドルームが共有のところに住んでいます。実を言うと今年度の派遣者の二人ともがベッドルームのシェアで苦労していますし、やはりどうしても当たり外れが大きいのでベッドルームシェアのお勧めはしません。どのアパートもリビング、キッチン、バスルーム(場所によってはプライベートのところも)はシェアになっているようです。問題がある場合はASU Housing Stuffに相談すると、部屋の移動等も検討してもらえるみたいなので、問題を抱えた場合はすぐに相談することをオススメします(私も現在部屋を移動するために相談中です)。

住居に関して言えることは、入居申請を出す前に立地、間取り図、設備等を吟味して下さい。ASUからの書類が届くのが比較的遅く、住居申請出来る頃には部屋が埋まっていることがほとんどなので、ここでも積極的にHousing Stuffと相談することを強くオススメします。また、申請の際に個人のプロフィール作成が求められ、友人をよく部屋に呼ぶか、同居人が友人を呼ぶことを好ましく思うか、などの質問事項があり、一応それを基準に部屋分けをしているそうです。

 

 

自由記述 ボランティア

9月29(木)〜10月2日(日)の4日間に亘りジョージア州アトランタにて開催されたAnime Weekend Atlanta(AWA)にボランティアとして参加しました。Official Site(英語サイト) :http://awa-con.com/ ※Youtubeにも多くの紹介動画があります。よければご覧ください。

名前の通りアニメ好きのアニメ好きによるアニメ好きのためのアニメイベントです(ちなみにマンガ、ゲーム文化も含みます)。例年Renaissance Atlanta Waverly Hotel (2450 Galleria Parkway Atlanta, Georgia 30339, USA)を貸切にして様々ブースやパネル、イベントが開催されるAWAですが、私はGuset Relationsという部署でautographs crewとして所謂サイン会の列整備担当で参加しました。私は(意外にも)唯一の日本人スタッフだったので、日本からのゲストの担当となりました。声優さんやアーティスト、アニメ演出家を始め、多くの人のサイン会に携わることができました。また、幸運にも写真を一緒に撮影をしていただいたり、サインを頂いたり、名刺を頂くこともありました。このボランティアを通して感じたことは、英語を学ぶ上で(交換留学なのでそれだけではもちろんダメなのですが)、英語を使って働くということがどのようなものなのかを認識することができました。もちろん通訳の方と同伴でゲストの皆様も来られていたのですが、通訳をすることも多々あり、改めて第二言語に対する姿勢や考え方を見つめ直す機会にもなりました。また大学院生として、特に自らの研究分野のイベントとして、現地調査を目的にこのイベントに参加が出来たことは私の人生にとって(趣味と実益を兼ねた)非常に有意義なものとなりました。またアメリカ国内とはいえ、一人でバックパッカーをしてホテルを取らなかったこともあり、私にとって得難い経験となりました。

もし将来は英語を使って仕事をしたいと思う方がいるのであれば、是非ボランティアへの参加やJ-1 VISAでは認められているアルバイトをしてみて下さい(私はアルバイトはまだ検討中なのですが)。きっと皆さんの選択肢がより広がることかと思います。

 

【ホテルエントランス】

高級ホテルの至る所でアニメ装飾が見受けられました。

 

【会場の物販スペース】

イベント全体の来場者数2万5千人以上、企業出展140以上、個人出展378とのこと

 

【2016年度パンフレット】

アメリカでも萌え絵が人気なのでしょうか…