Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アリゾナ州立大学
2017年4月号 国際文化学部 R.M

-カルチャーショックについて-

 

月並みなことばかりになりますが、現地では多くのカルチャーショックに出会うかと思います。言語が違うと文化が全く異なるものになるので、当然ですが日本の文化や考え方が理解されないことが多々あります。

対人関係で言うと、多くの龍谷大学からの交換留学生はルームシェアをすることになるかと思いますが、同じアジア圏のルームメイトでも生活の仕方は大きく異なります。水回りの使い方や衛生面などで衝撃を受けることは少なくないかもしれません。お互いにとっては当たりまえの文化が争いのきっかけになったりもします。

また、意外と多かったのがルームメイトとは特別親しいというわけではない、というのも一つのカルチャーショックでした。私はルームメイトと喧嘩ばかりしていましたし、互いに口もきかず一週間以上顔を合わせないのが珍しくなかったのですが、友人の多くもルームメイトと親しくない場合がかなり多かったです。

もちろん、ルームメイトは留学の一つの醍醐味ですし、かなり親しくなることも多くあります。また、アジア圏のルームメイトではなく、やはり英語話者のルームメイトが欲しいと思う方もいらっしゃるかもしれません。私が滞在しているDorsey Placeというアパートなど、いくつかのアパートでは出身地域別に部屋を割り当てるとこともあります。もう一人の派遣者M.KさんのVista del Solでは地域別ということはなさそうですが、アパート決めの際に担当者に確認してみるのもいいかもしれませんね。

更に月並みのカルチャーショックですが、会話やディスカッションで発言をしなければ、本当につまらない奴だと思われることがあります。かなり偏見的でやや差別的でもあるのですが、女性の場合は比較的相手方も話題を振ってくれたり、話を聞いてもらえている印象ですが、男性の場合は会話におけるハードルはやや高めに感じるかもしれません。授業でもプライベートでも正しく話せなくても意思を伝えるという姿勢が見えれば、自然と相手方も話を聞いてくれるようになります。日本語では少しおしゃべりに感じるくらいがちょうどいいのかもしれません。

 

-自由記述 怒涛のSpring Semester-

ASUでは1月の6日頃から春学期(交換留学の後期)が始まりますが、春学期は本当にあっという間に過ぎていきます。留学生活にも慣れ、長期休みを挟んだ後なのかもしれませんが予想よりも速いスピードで日々が流れていきます。現地のASU生で卒業を間近に控えた学生も増えてくるので、この四月末の期末テストの時期は授業や図書館などに引き締まった空気が流れているのを感じることが出来ます。

一月や二月は気候的には唯一寒さを感じることが出来る時期でもあるので、普段とは違ったアリゾナを味わうことも出来ます。個人的には2~3週間程しか冬の寒さを感じることはありませんでした。二月の後半には日中の温度が20度近くになり、明け方などと寒暖の差が開いたりもするので服装が難しい時期でもあるかと思います。今のこの時期だと日本の夏と同等以上の暑さにもあり、季節もめまぐるしく変わっていくのが春学期の一つの特徴です。また、すぐに帰国時期になりますが、この時期には多くの留学生が渡米してくるので新しい友人を作ることも出来ます。

春学期は色々と変化のある時期なので、特に思い入れの強い学期になるかもしれません。

 

※現在の気温です。Celsius (摂氏)

※気温Part2 Fahrenheit (華氏)

 

※冬季限定の街中でのスケートリンクです