*授業について
私は、今学期に4つの授業を履修しています。授業が始まって数週間は、教授たちの話していることがさっぱりわかりませんでしたが、だんだんと聞こえてくるようになりました。日本でも外国人の教授の授業を履修していた時は、彼らが日本人に合わせて少しゆっくりと話していたことが分かりました。アメリカの授業は、一つの科目が週に2回から3回行われ、ほとんど毎日課題が出ます。特に大変なのが、リーディング課題の膨大な量です。40~50ページの論文やその分野に関わる本を読むことが比較的多いです。たまに、本1冊読んで来てください!みたいな課題が出ることもあるので、週末が課題で追われる時もたまにあります。授業の雰囲気は、教授にもよりますが、半分は教授が解説したり説明があって、もう半分は生徒が自ら、問題を取り上げて議論を展開するような授業スタイルです。そのため、グループになって読んできた課題についてディスカッションがあるため、ただ課題をこなすだけではなく、この論文についてどのように考えるか、どこに賛成または批判しているのか考えて参加する必要があります。アメリカの学生は、パーティーをして遊んでいるイメージがありましたが、彼らは勤勉で授業に取り組む姿勢が日本とはかなり違って驚いています。もちろんパーティーもありますが、週末や休日の前日に行われることが多かったりするので、平日は勉強して週末にその分、楽しむといった学生が多いような気がします。
*授業履修について
現在ミッドタームが終わり、授業も折り返しとなる10月後半には、次のセメスターの授業の履修が開始されます。そこで、アメリカでの授業履修の説明とちょっとしたTipを紹介します。
アメリカの授業では、授業番号が100番台から400番台で別れていて、だいたい100番台は一回生、200番台が2回生が主に学ぶ科目になっていて、科目番号が上がって行くにつれて、専門性や難易度が難しくなるようです。
また、これはASUだけのシステムなのか、アメリカのほとんどの大学であるのかはわかりませんが、授業によって始まる期間と終わる期間が異なることです。A、B、Cセクションに別れていて、Aセクションは学期の初めから中間まで、Bセクションは学期の中間から終わりまで、Cセクションはその学期の初めから終わりまでと別れています。もしたくさんの授業科目を受けてみたいならAとBのセクションにそれぞれ分けて、違うタイプのクラスを受けてみてもいいかもしれません。
アメリカには授業を履修するにあたって、学生は “rate my professor” というサイトを使って、その教授の授業を過去に受講した学生が、その教授についてコメントしているサイトをよく使っています。このサイトでクラスの難易度であったり、その教授が行う授業スタイルだったり知ることができます。このサイトを今学期の履修登録をする際に、もうすこし活用すればよかったと後悔しています。