Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アリゾナ州立大学
2023年 9月号 先端理工学部 M.S

①環境について(大学施設/サービス、住居、街並み等)
 ASU は学生が勉強をするということに対する補助がとても手厚く学生にとってとても良い環境だと思います。授業に対する多くのチューターサービスがあることに加え、さらにwriting に特化した学生補助サービスなど多種多様な学生補助サービスが存在しています。また、いたる所に勉強スペースが存在しています。私が所属する Tempe campus に大学に関連する建物はざっと50以上あるのですが、どの建物に行ったとしても、大小さまざまな規模のテーブルと椅子が各階に配置されています。そのため、ちょっとした空き時間にもしっかりと勉強することができます。
日常生活に関しても比較的良い環境にあります。私の住んでいる寮は、お風呂の流れが悪い、トイレが流れない、シンクの水が逆流してくるなど、びっくりするようなことも起きるのですが、担当の部署に電話すると、ものの数分で修理の方が飛んできてささっと修理して帰っていきます。最初から完璧ということはないのですが、リカバリーの体制がしっかりしていて住みよい環境です。また、公共交通機関も発達していて車社会のアメリカでも Tempe 市内であれば自由に行き来することができます。さらに半分くらいの公共交通機関は無料で使用することができます。ただ、無料交通機関とそうでないものの見分けが難しく、知らないでうっかり有料のものに乗ってしまうということもあります。例を挙げると緑色の tram は無料で紫色は有料、惑星の名前が書かれたバスは無料で数字が書かれたバスは有料などなどです。

②学内での食事について
 私の滞在している Tempe Campus の中には、日本でいう生協のようなショップが、2,3個あり、そのほかにテイクアウト式のレストランが20店舗以上入っています。いわゆるアメリカンなファーストフードのお店からメキシカン料理、日本料理に至るまで多種多様なレストランがあるため、その日の気分に合わせてフレキシブルに食事を選ぶことができます。また、これらのレストランの他に dining hall がいくつかあり、ビュッフェスタイルで食事をとることもできます。それぞれの dining hall よって提供している食事が違うため dining hall の選び方によっても異なる食事を楽しむことができます。 ASU には Meal Plan というシステムがあり、1学期分の食事をいくつかのプランから選び、学期の始まりに先に支払ってしまい、セメスター中はそのプランのルール内でレストランや dining hall を利用するというというものです。具体的には一週間に何度dining hall を使うか、と学内共通通貨をどれ程購入するかによってプランが変わってきます。この学内通貨は生協やレストラン、寮の近くのレストランなどでの支払いに利用することができます。値段はプラン次第ですが、 dining hall をつけると1700-3000ドル程で共通通貨のみを購入すると1300ドルぐらいになります。もともとASUの生徒である友達に尋ねると、共通通貨のみの方が良いと言う人も多いのですが、個人的には dining hall のビュッフェスタイルが気に入っているので dining hall を含むプランもおすすめです。学業面が忙しくて食事を自分で用意する元気がない時にこの Meal Plan があると楽チンです。ただ、一人暮らしをしていて料理をすることに慣れている人や、もともと料理をすることが好きな人にはあまり魅力的なプランではないかもしれません。最後に、食事の味が自分に合うか不安な人もいるかおしれませんが、私的には想像していたよりもおいしかったので、深い心配はいらないかもしれません!