Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アリゾナ州立大学
2023年10月号 先端理工学部 M.S

①授業紹介

 Fall semester では私の専攻である化学系の科目を5教科と英語の授業を1つ履修しています。現在私は2年生ですが、こちらでは Freshmen (1年生)のためのクラスから Junior (3年生)のためのクラスまで幅広いレベルのクラスを履修しています。この理由としては、日本とアメリカでは扱うトピックの順番が違うため Freshmen の授業であっても新しい内容を学べることがあることがあるためです。これらの合計で6個の授業で取得単位数は12単位です。6授業しか受けていないと聞くと、とても少ないように感じますが1つの授業が週に3、4個の授業を実施している場合があり、授業の数だけでいえば13個になり龍谷にいた時よりも多い数の授業を受けています。日本では週に1つの宿題を次の週の授業日までに提出するというサイクルでしたが、ここでは次の授業が2日後にあるため、それまでに宿題を提出しないといけないことがほとんどです。そのため、毎日何かしらの課題に追われていることが常で、少し忙しい学校生活になっています。
 ここでの授業は日本での授業よりも教授との繋がりが強いように感じます。1年生向けの composition class では1クラスに所属する生徒の数自体も少なく、教授が生徒全員の名前を覚えているうえ、生徒それぞれのバックグラウンドや普段の生活について理解を示し、積極的にかかわろうとしているように感じられることが印象的です。また、どんなクラスでもオフィスアワーが週に数回必ず設けられており、学びたい気持ちのある生徒へのわかりやすいサポートがあり、とても勉強しやすい授業が多いです。

 

②アメリカのイベント文化

 イメージ通りかもしれませんか、アメリカではイベントがあるときは盛大に盛り上がります。最近あった一番大きなイベントは Halloween です。 9月の中間ごろから店頭にハロウィンに関連したお菓子や家具、仮装グッズが並び始めていました。またハロウィンの2週間前くらいになると、授業前後の話のトピックはハロウィンばかりになり、どんなパーティーに参加するのか、それともホストとしてパーティーを主催するのか、また、どんな仮装をするのかなどの話題でどの授業でも盛り上がっていました。もちろんですが、ハロウィンが過ぎた後は、それらのパーティーがどうだったかの話題で盛り上がりました。私自身もこちらでできた友人に誘われて、協会が主催しているハロウィンの仮装パーティーに参加してみました。かなりの人数の人が参加していて、規模の大きいパーティーでした。今年は、バービーやトップガンの映画がリリースされていたのでそれに関連した仮装をしている人が多かったです。また、進撃の巨人やポケモンなど日本発祥のアニメの仮装をしている人も少なくなく、アニメ文化の広がりを感じられました。

 私と私のルームメイトはパーティーを主催したりすることはなかったのですが、それでもかぼちゃのオブジェをリビングに飾ったり、ハロウィンによく食べるキャンディケーンというグミのようなお菓子をダイニングテーブルに置いたりして、ハロウィンを楽しみました。