Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アリゾナ州立大学
2023年12月号 国際学部 S.O

①日本から持ってきてよかったもの、あまり必要なかったもの

日本から持ってきてよかったものとあまり必要なかったものの3つずつ紹介します。

持ってきてよかったもの

その1:基礎化粧品

いつも使っている基礎化粧品(化粧水、乳液、洗顔など)が日本メーカーのものであれば絶対に持ってきたほうがいいです。それに加え、ストックも多めに。国が違えば水質も変わります。日本の水に慣れた状態でアメリカの水を使い始めると最初は肌が荒れるのでせめて基礎化粧品は使い慣れたものを使いましょう。

その2:整理整頓グッズ

生活し始めるとだんだんものが増えてきます。小物などを入れておくかご、小物入れ、ブックエンド、ペン立てなどがあると便利です。日本の収納、整理グッズはとても有能で折りたためるものもあるので持ってくる時の手間もとりません。小さいものをオーガナイズするのは日本ならではだと思います。

その3:コンセントケーブル

コンセントアウトレットは欲しいところにない時もあります。コンセントは何かと必要になります。アメリカと日本のコンセントは基本同じなので、日本からたこ足配線用のコンセントケーブルを持ってきましょう。

必要なかったもの

その1:洗濯バサミ

アメリカのランドリーは基本「干す」という工程がありません。基本マシンで洗って、乾燥機で一気に乾かします。なので洗濯バサミなどは必要いりません。

その2:インスタントの日本食

少しならいいかもしれませんが、現地で料理をするつもりならいりません。醤油は基本どのスーパーマーケットにも売っています。キャンパスから車で30分くらいのところにアジアンスーパーがあるので、そこに行って日本食に必要な調味料を一通り揃えましょう。Glossaryは近くのスーパーで買い、自分で料理をしたらいつでも温かい日本食を食べることができます。

その3:英語の文法書や単語帳

現地に来ても英語の勉強をしようと思って英語の文法書を持ってきましたが。5ヶ月が過ぎた今も手をつけたことはありません。まず英語の「勉強」をする時間がありません。常に大量のリーディング課題と24/7英語の環境に身を置いていたら自然と英語力は鍛えられます。

②クリスマス!!!

アメリカで12月といえばクリスマスです!先月、先々月号に引き続きアメリカのウィンターイベントシリーズです。

クリスマスは一年の中で一番大きなイベントです。私はクリスマスもサンクスギビングでお世話になったアメリカ人の友人の家で過ごしました。彼女の家に着いたのは24日でしたが、すでにクリスマスツリーの下には大量のプレゼントが用意されていました。25日の朝起きるとたくさん小物やお菓子が詰められたChiristmas Stockingsが用意されていました。まずそれの開封を朝7時半からみんなで行います。中には、コスメ、香水、靴下、パックなど詰められるものならなんでも入っていました。それが終わると今度はプレゼント開封式です。みんなで一気に開けてしまう家もあるそうですが、友人一家は一人ずつ空けてリアクションをみんなで楽しむタイプだったので1時間以上かけて開封しました。アメリカのクリスマスプレゼントは一人ひとつ、親から子へという形ではありません。家族全員が家族全員にプレゼントを用意します。また、一人が3つも4つもあげることもあります。それぞれがそれぞれのことを思ってプレゼントを用意して、それを一つずつ開けて開けるたびにハグをして、とっても幸せな空間でした。私からはシークレットサンタといって人数分プレゼントを用意してくじ引きで選んでもらう形にしました。ランダムに選ばれたプレゼントでしたがそれぞれがそれぞれの好みにちょうどマッチし、喜んでもらえたのでよかったです。

クリスマスは家族で祝うものなので、25日の午後は彼女の母方のおじいちゃんおばあちゃんの家にお邪魔しました。そこで親戚みんなが集まって近況を話したり、ご飯を食べたりしました。またクリスマスはキリストの生誕祭でもあるためキリストの誕生をみんなで祝いました。クリスマスから数日間は親戚周りをして父方のおじいちゃんおばあちゃんの家に行き、離れて暮らす家族にも会いに行き、こうして親戚が一気に集まる様子は日本の正月に似ていました。

キリストの誕生日という意味でも一年に一度の親戚が集まる機会という意味でも、本場のクリスマスを経験してみて、クリスマスがアメリカ人にとってどれほど大切なイベントなのかということを実感しました。彼女の家族と過ごした時間はとても楽しく貴重な経験になりました。

キリストの誕生のお話をみんなで聞く様子