①日本から持ってきてよかった物、持ってきたらよかった物
日本から持ってきたもので最も「持ってきて良かったー!」と思ったものは日本のお菓子です。私はチョコレート類のお菓子が好きなのですが、チョコレートの味は日本のものが最もおいしいのではないかなと思います。もちろんこちらのお菓子を楽しむのもいいのですが、ふとした時においしい日本のお菓子が食べられると結構幸せな気持ちになれます。それから、日本に興味があるという学生も少なくないので、初めてのコミュニケーションのときに会話の円滑材としても役に立ちました。ただ、アリゾナは11月ごろまで半袖でも過ごせるような気温の高い場所なので、ガルボや、トッポといった溶けにくそうなお菓子を探すのに悩まされました。「反対に持ってきたらよかった、、」と思わされたものはブランケットです。クーラーが強くて夏でも長袖の上着が必須という話はよく聞くと思うのですが、家の中では部屋のサイズが小さいことも手伝ってかさらにクーラーが効いているため、とても寒いです。そのため、ブランケットなしではリビングでは生活するのが難しいです。そもそもの温度設定を行っているルームメイトの子もブランケットを持参していて、ブランケットを持っていなかったのは私だけでした。聞いてみると夏の室内はクーラーを効かせてブランケットを使用するのが一般的だ、と教えてくれました。なので、欧米圏出身の子とルームシェアが決まている場合はブランケットを持っておくといいと思います。
②ASUの冬休み
ASUの冬休みは12/9から1/7までです。日本の冬休みと比べると期間は少し長いですが、終わってから振り返るとあっという間でした。私自身は日本に帰らずそのまま寮に留まったのですが、多くの生徒は、国内であれ国外であれ帰省しているようでした。そのため、キャンパス内、寮の敷地内も人がめったにおらず、少し寂しい雰囲気も感じました。実際に3人の私のルームメイトも冬休み期間は全員実家に帰省していたため、私だけで寮の部屋を1か月ほど使っていました。ほとんど人が帰省していたとはいえ、何人かの知り合いはキャンパスに留まっていたため、帰省しない組で集まって食事をしたり、少し遠出をしたり、と忙しい学期中ではできないことをみんなで楽しむことができました。遠出をした中でも特に印象的だったのは、クリスマス限定のイルミネーションとグランドキャニオン周辺の旅行です。アリゾナでは、数か所でライトアップの催し物が行われており、全米最大のツリーがある場所や、壁いちめんにライトアップを施した迷宮などそれぞれユニークなイルミネーションがありました。
グランドキャニオン周辺の旅は4日間かけて多くの自然公園を見て回りました。日本ではグランドキャニオンのみが有名ですが、こちらではそこから北上したところにあるアンテロープキャニオンやモニュメントバレーなど趣の異なる荘厳な岩の自然遺産も有名で、その全てを堪能するのには数日だけでは足りません!ここに載せた写真はアンテロープキャニオンで撮影した写真で、windowsのスタート画面やその他テレビのホーム画面にも採用されるのも納得の美しい景色でした。