①治安、危険を感じたこと、トラブルについて
大学周辺は比較的安全で特に危険なことはありませんが、少し離れた場所になるとホームレスの方に道端やバス停でよく話しかけられます。とても少ないですが、たまに暴力事件が発生した際に警告メール(オリエンテーションの際にアプリをダウンロードするように言われます。)がくる程度で、私が訪れた他の州や地域(イリノイ州シカゴ・ルイジアナ州ニューオリンズなど)に比べても銃撃について耳にしたこともないアリゾナ州は比較的に治安の良い州だと思います。例を挙げるとするとWalmert周辺やTrader Joe’s周辺地域はあまり治安が良くありません。Walmertで年配のホームレスのお爺さんからあまり意味が分からない冗談を言われ続けた際は少し怖いなと感じました。私が危険に巻き込まれにないように気を付けていることは夜8時以降に1人で出歩かないこと、交通機関に乗らないこと、出会ったばかりの人や知人以外に自分の個人情報をベラベラ話さないことです。また、トラブルとまではいきませんが、ルームメイトと衛生関連の価値観の違いが大きいと感じています。共用スペースや共有するものは自分の日常生活に影響を及ぼす部分でもあると思うので、ルームメイトとの関係性を良好に保ちながらも直してほしいところはきちんと言わないと相手は気づいてくれません。私が主に困っていることはキッチンを使用した後に片づけてくれないこと・冷蔵庫に食材を突っ込んで奥の方で食料を腐らせていることです。
②11月と言えば、Thanks Giving
11月にはアメリカのビッグイベントであるThanks Givingがあります。この時期になると授業によっては教授が講義を数日休みにしたり、スーパーでセールがあったり、とても短い期間であるにも関わらずわざわざ別の州にある実家に帰省するアメリカ人の学生がいたりと、アメリカの文化においてThanks Givingは料理を持ち寄って七面鳥がのる食卓を家族や友達全員で囲む重要な日だと理解させられました。私も別の州に住む親戚のもとを訪れ、彼らの友人のお宅にもお邪魔しました。キリスト教を信仰するご家庭だったので感謝の言葉を家主が述べ、「アーメン」と言って食事を始めてみんなでわいわい楽しくおしゃべりをしてその場を楽しみました。彼らの自宅はルイジアナ州の田舎に位置しており、アリゾナ州では見られない青々とした緑が広がる場所にあったので、久しぶりに目にした放牧されている動物の姿に思わず感動しました。ルイジアナ州の最大の都市であるニューオリンズと言えば19世紀末〜20世紀初頭に黒人たちの間で自然発生的に演奏されるようになったジャズ音楽を生み出したアメリカ南部の街であることで有名です。ジャズをはじめとする大の音楽好きの私にとっては長い間訪れたい都市の1つであったニューオリンズはフランスとスペインに統治されていた歴史を持つため、アメリカというよりヨーロッパの街並みが強く残っているおしゃれな都市で驚かされました。街中にいるストリートパフォーマーによる演奏や芸術作品をバックグラウンドにして見て回った憧れの街の景観は最高でした。Thanks Givingは普段会えない親戚や遠くに住む友達に再会できるとても良い文化だと思いました。