Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アリゾナ州立大学
2024年10月号 国際学部 R.M

①授業紹介

私は龍谷大学で開講されていない授業かつ自分が興味がある授業を中心に受講しています。今学期受講した授業の中でお気に入りのSociology Race and Ethnicityという授業(画像1)があるのですが、これは私がずっと学びたかった分野の授業で人種差別の歴史を振り返って現在も人種差別問題が起きている事例とその原因などについて学べる授業です。授業内で最低15回の発表が参加度の評価として求められ、近くの人との意見交換や4回にわたる3-4ページのレポート課題、Canvas(manabaのようなサイト)でクラスメートとDiscussionをする課題が毎週課せられます。私が受講しているもう1つの授業でPublic Speakingという授業(画像2)があるのですが、日本のspeaking classとは比較できないほど難しいです。週3回の授業に毎回変わるスピーキングの形式、そしてoutlineの提出・スライドの提出・小さいノートカードしか許可されない(スマホから読み上げる×)など15回の授業という短い期間でかなりの数のスピーチを毎週こなすことを求められます。英語を流暢に話せること・即興で何かのトピックについて話すことができないのであれば、上手に自分の話に聴衆を引き込むアメリカ人に圧倒されるばかりでかなり苦戦します。授業選びは難易度や授業の雰囲気だけでなく、時間帯や授業と授業の間の時間の取り方を移動距離のことも考えてうまく工夫する必要があると感じました。

②旅行(FallBreak)

10月には日本には存在しない、アメリカの三大休暇の1つであるFallBreakがあり、私はこの期間を利用して友達と一緒に4日間シカゴを満喫してきました(画像3.4)シカゴと言えば建築好きの私にとって憧れのCityの1つで、まだまだ暑いアリゾナとは違ってシカゴはこの時期になると昼間もダウンジャケットが必要になるほどかなり寒い気温でした。シカゴでは有名なThe Chicago TheaterやCloud gate, Jazz showcase, Chicago Cultural Center, Wills tower, Board of Trade Building などのシカゴの観光名所や国際学部の芸術メディアコースを龍谷大学で専攻する私はいくつかのアメリカ映画の撮影の舞台となった場所も訪れました。今まで画面を通して見ていた世界観が自分の目の前に広がった時に私が感じた感動をぜひ体験してみて欲しいです。もしシカゴに行かれるのであればMy City Passと言うアプリで、シカゴの観光スポットが組み込まれたプランを選んで事前に支払いをしてチケットをゲットしておくと、それぞれの観光スポットで支払うよりお得に色んな場所を回ることができるのでおすすめです。また、シカゴの主な公共電車やバスはシカゴ交通局(Chicago Transit Authority)が運営しており、シカゴ観光をするにはCTAだけで十分です。運賃の支払い方法は3通りあり、Ventraという名のチケットを購入してタッチ決済をする方法やクレジットカードまたはデビットカードを直接タッチして払う方法があり、バス限定で現金で払うことも可能です。(変更がある場合も考えられるので事前にチェックが必要です。)