①この留学を振り返って
この留学を振り返って、一番強く感じるのは「自分が大きく変わった」ということです。アメリカに来る前は、英語への不安や、知らない環境に飛び込むことへの緊張がとても大きかったです。しかし、実際に現地で生活を始めてからは、そうした不安よりも、毎日が新しい出会いや経験の連続で、挑戦することの楽しさを改めて知ることができました。最初は聞き取れなかった授業の英語も、時間が経つにつれて少しずつ理解できるようになり、自分の意見を発言することにも慣れてきました。また、授業だけでなく、日常生活の中でもたくさんの学びがありました。例えば、文化の違いや考え方の違いに驚くことも多くありましたが、それを通して「違いを受け入れることの大切さ」や「自分の価値観を見直すことの大切さ」を実感しました。さらに、現地でできた友人たちとの交流も、私にとってとても大切な思い出です。国籍や文化が違っても、共通の趣味や考えを持っている人とはすぐに打ち解けることができ、お互いの国のことについて話し合う中で、視野も広がりました。特に、スポーツや音楽の話題は会話のきっかけになりやすく、そこから深い関係に発展することも多かったです。このような体験を通じて、「話しかける勇気」や「自分から行動する姿勢」の大切さを学びました。そして、それが友人作りだけでなく、自分の成長にもつながったと感じています。アメリカでの生活は決して簡単なことばかりではありませんでしたが、その分、自分の限界を超えることができたと強く思います。この留学で得た経験や学びは、これからの人生において必ず役に立つと確信しています。今では、留学前の自分には想像できなかったような自信と広い視野を持てるようになりました。この貴重な時間を無駄にせず、これからも新しい挑戦を続けていきたいです。
②留学経験をどのように活かすか
私が今回の留学経験を今後にどう活かしていくかについて考えると、大きく三つの面があります。一つ目は「語学力」です。アメリカでの生活や授業を通じて、日常会話だけでなく、学術的な英語やプレゼンテーション能力も身につけることができました。これからはその英語力を維持しながら、国際的な場でも自信を持って発言できる力として活かしたいです。将来、国際関係や多文化交流に関わる仕事を目指しているため、英語でのコミュニケーション力は大きな武器になると思います。二つ目は「異文化理解の力」です。多様な国や背景を持つ人々と関わる中で、自分とは違う価値観や考え方を受け入れる姿勢が自然と身につきました。これは、今後外国人と接する機会が増える中でとても重要な力だと感じています。自分の意見を持ちながらも相手を尊重する態度は、国際社会で活躍するために欠かせません。三つ目は「自信と行動力」です。最初は慣れない環境に戸惑いもありましたが、自分から行動して友人を作り、困難を乗り越えた経験は、私に大きな自信を与えてくれました。これからも新しいことに挑戦する時、この経験を思い出して、一歩踏み出す勇気を持ち続けたいです。留学で学んだことは教科書だけでは得られない、生きた知識と経験です。これらの経験は、就職活動にも大きく関係していくと思います。企業の面接では「自分がどんな人間で、どんな経験をしてきたか」が問われる場面が多くありますが、私はこの留学経験を通じて得た語学力、異文化理解、そして行動力を、自分の強みとしてアピールしたいと考えています。また、将来的には海外と関わる仕事や、国際協力、貿易、観光、外資系企業など、グローバルな分野で働きたいという気持ちも強くなりました。留学は単なる語学学習だけでなく、自分の視野を広げ、将来の選択肢を増やす大きなチャンスだったと実感しています。これからもこの経験を活かしながら、自分の目標に向かって前向きに進んでいきたいです。