Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

メディシン・ハット・カレッジ
2025年 2月号 国際学部 N.Y

1.試験について

試験内容は科目ごとに異なりますが、試験のある授業は基本的に中間テストと最終テストの2部構成が一般的です。2つの大きな試験に加え、ミニテストがある授業も多く存在します。授業が始まってから1ヶ月半ほどたったあたりで、中間テストシーズンに入りほとんどの授業で中間テストが行われます。配点は様々ですが成績評価の20%を占めることが一般的だと思います。中間テストがない授業では、同じ時期にプレゼンテーションやレポート課題が課せられます。中間テストシーズンでは学校はいつもに比べ静かになり、図書館や空きスペースで勉強している学生を多く見かけます。テスト期間が終わると10日ほどのstudy breakというHoliday期間に入ります。最終テストは配点が高く、成績評価の30%や35%を占める場合が多いです。そのため、最終テスト期間に入ると寮では24時間quiet hourが適応されます。また、この時期に最終レポートやプレゼンテーションが課される授業がほとんどなので、前期では最終テスト期間は本当に忙しく勉強漬けの毎日でした。

試験勉強をしていて感じたのですが、日本の授業に比べ圧倒的に試験範囲が広いです。授業スライドや教科書に加え、関連資料や関連動画の内容も試験範囲とされる場合が多い印象です。試験対策には多くの時間が必要になるので、直前から行うのではなく、前々から徐々に準備をしておくことをお勧めします。

 

2.現地の学生、友人について

長い留学生活の中で、友達ができるかどうかは大きな心配事だと思います。私は、初めのオリエンテーションから積極的に話しかけたり、前期の授業で横になった子に話したりと積極的に行動したので、友達関係で困ることは今までありませんでした。日本にいた時から、一人で過ごすよりも友達と過ごしたいタイプだったので、カナダでもその環境を手に入れられるように努力しました。また、カナダの文化だと思うのですが、友達の友達は私の友達という考えを持っている人が多く、数人の友達が出来れば数珠つながりで友達の輪が広がる印象です。現在は基本的に、6-8人ほどのグループで集まることが多く、彼らを通して新たな人たちと出会い、日々新たな友達が増えています。メディシンハットの学生はほとんどが車を持っているので、時々彼らが学校までの送り迎えをしてくれたり、どこかに連れて行ってくれたりと、優しい友達のおかげでとても充実した毎日を送っています。

メディシンハットでは、バンクーバーやトロントほどの多文化ではないものの異なるバックグランドを持つ人々が暮らしています。特にアフリカにルーツを持つ人と、インド人が多い印象です。特に日本人は少なく、7.8人しか出会ったことがありません。そのため、みんな日本や日本人に興味があるので、自分から積極的に行動すればたくさんの友達が出来ると思います。