Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2012年12-1月号 国際文化学部 Y.I

私は、冬休みが始まっての一週間、友達の家に泊まらせてもらう予定だったのですが、向こうの家庭の事情で行けなくなったため寮で一週間過ごすことになりました。ルームメイトがいなくなった時は、自由に何にも気をつかわず生活できる状況に喜んでいました。今まで使っていなかったバスタブにお湯をため、お風呂に入ったりと一人の寮生活を楽しんでいましたが、一時間もしない間にすごく寂しくなりました。ルームメイトも私が一人でいることを気にかけてくれており、毎日夜に電話をかけてくれたり、食料をおいて帰ってくれたりとこの一週間でルームメイトの大切さを知りました。

カフェテリアが閉まっていて車なしではどこにもいけないこの環境を気にかけてくれる友達がもう一人いました。その子はこの学校に4、5年前に通っていたタイの女の子で、その子は私のお姉さんのようにいつも私のお世話をしてくれています。この一週間でも仕事がない日は毎日昼迎えに来てくれてご飯に連れて行ってくれました。本当に感謝感謝でした。

そして12月26日にジョプリンから二時間ほど離れたトルサ空港まで送ってもらいハワイに旅立ちました。今回のハワイ旅行の一番の目的は兄の結婚式でした。ハワイにつくと、兄と兄のお嫁さんが空港に迎えに来てくれており、三人でごはんを食べました。その次の日に父、母、兄、おばなど、家族や親せき一同が着き、久しぶりの再会ということもあり、とても話がはずみました。買い物をしたり、ディナークルーズに乗ったり、ダイアモンドヘッドに登ったり、LOST やジュラシックパークの撮影地をサイクリングしたりととても楽しい時間を家族と過ごすことが出来ました。

そして12月29日海沿いにある教会で兄の結婚式が行われました。みんなでハワイのムンムンという伝統的なドレスを着ました。兄の真剣な姿を見たことがなかった私は兄のタキシード姿に爆笑してしまいました。日本の結婚式とは違って式は30分もかからないほどですぐ終わりました。私は日本の意味もなく長ったらしい結婚式よりも海外で私も挙げたいななんて考えてしまいました。兄の結婚式はとても感動的で面白く、自分の兄の結婚式ということもあってか、どこの結婚式よりもすばらしく感じました。12月31日は2012年最後の日ということで家族でのんびりとビーチですごし、夜はビーチでみんなでカウントダウンをして花火を見ました。日本とはまた違ったお正月だったのでとても新鮮で忘れなれない年となりました。次の日にはそれぞれ日本やアメリカに帰国しました。

そして12月3日一週間ほど友達のケイティーの家に泊まらせてもらうためにセントルイスに旅立ちました。オースティンという友達にバス停まで送ってもらい4時のバスに乗るはずだったのですが、一時間半遅れているということで2人でごはんを食べにいきました。そして5時ごろにまたバス停に戻り、30分ほど待つとバスがやっと到着し、その時バスの前に15人ほど列ができました。するとバスの運転手が席が3つしかないことをつげ軍人の3人を優先させました。私を含む残りの10人は取り残されました。バスの予約をして席がないなど日本では起きないため、最初何が起こっているのか状況がよく分かっていませんでした。そして残りの10名は次の21時50分発のバスを待つことになりました。結局バスに乗れたのは11時で、セントルイスには夜中の3時につきました。バス停に着くとケイティーと彼女のお母さんが車で向かいにきてくれていました。家はそこから約10分ほどでした。セントルイスでは、彼女の家族と一緒に教会で無料の食事を提供するのを手伝ったり、教会の学校に参加させてもらったりと、たくさんの新しい経験をさしていただきました。この一か月の休みは自分にとってとても充実していて、とても濃いものとなりました。