Final Examが終わると、冬休みが始まり、アメリカ人は寮から出ていきます。旅行に出発するまでは、基本的に知り合いを呼んでも、寮には誰もいないので大丈夫です。1月にSan Franciscoで展示会があったのでそれに向けて少し忙しかったですが、この期間に様々な人と出会うことができました。
NeoshoではThomas Hart Bentonに関する話を聞けたし、Jackson PollackがParisで製作していた時に世話をしていた方の娘にあたる方にいろいろアドバイスをもらうことができました。Atlantaでは、知人が車でいろいろなギャラリーに連れていってくれ、どのようにして自分の作品をアピールするかということについても学びました。家族はPaintingのことは少し忘れて普通に観光旅行しろと何度も連絡してきましたが、観光旅行はツアーに参加するなどで老人になってもできるので、今しかできないことをしました。
San Franciscoでの展示会で、$1800で売ることができ、このことは将来の大きな励みになりました。その日の夜に飲んだワインは今までで1番おいしく感じられました。ただ、もし学生ビザしか持っていないならば、現金を受けることはできません。その場合は、少し複雑になりますが代理人に頼むのがベターです。
留学する前は、American Literature専攻で大学院に行くことを夢みていましたが、その夢はPaintingの影に埋もれてきているような気がします。。。というよりかは、普通に今まで通り自分で読書を通じて勉強していくほうが深く勉強できる気がしてきました。American Literatureの授業では普通にAをとれます。正直、授業でやっていることはそこまで深くなく、いつも心に不満が残っていました。もちろん、この大学はHarvardやColumbiaではありません。この夢はまだ捨てずにいます。。。今はPaintingのことしか考えられず、3月から始まる展示会が待ち遠しいです。将来はなにが起こるかわからないので、柔軟にリラックスして構えていることが大切だと思います。
自分も留学する前は大学院を重点的に考えていましたが、視野が広がるにつれそれも徐々に変化している気がします。San FranciscoやNew Yorkなどの都市に行くと街中にホームレスの方たちがいます。彼らと話すのが好きです。なぜなら、彼らのほうが物事をクリアに見ていると感じるからです。1度、路上で暮らし始めると世界観は確実に変わります。感じるべきか、べきでないかはべつとして、些細なことに悩む自分が恥ずかしくなります。世界はもっと広いはずです。正直、今日本で起こっている就職活動などが理解できません。なぜ、自分のことを考えるまえに、会社の名前やその会社に向けての面接の準備をしたりするのか?自分がしっかりして自分のしていることに誇りか自信をもっていたら、会社側が自分のことをどう思うかなんてどうでもいいはずです。大学ではその自分を見つけ発展する場であると思います。New Yorkで出会ったホームレスの方で、以前はリーマンブラザーズで働いていた方もいました。
交換留学生としては最後のセメスターが始まりました。知識を広げようと今回はAbnormal PsychologyやEarly British Literature、Short Stories, Art Theoryを受けていますが、今回はミスした感が拭えません。笑