Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2012年2月号 文学部 S.N

2セメスター目にレギュラーコースを受けました。私が取った授業は、psychology, Oral communication, English 101です。実際はeducationの授業を取っていたのですが、初めの授業で、educationの授業を取るには17時間の小学校での実習を一カ月以内に受けなければならず、車がなければいけない距離であり、先生に相談したところきっぱりとこの授業をとるには無理と言われたので落とすしかありませんでした。交換留学生が受けられるeducationの授業は全てこの17時間の実習がついてくるので、educationの授業を取ることはとても難しいと思います。Psychologyの授業では、龍谷大学でいう一般教養のイメージがあります。日本の授業では味わえないような心理テストをしながら学ぶというフレンドリーな授業でした。テストは4回あり、それら全てにstudy guideというテスト範囲が書かれている紙を使いながら勉強することができたので、暗記をしっかりして内容理解していれば必ず点数を取れるという授業でした。最後のファイナルのテストはなく、最後の小テストでさえ、家に持ち帰って解き、次の授業に提出するというものでした。

次に、Oral communicationはinformative speech, persuasive speech, impromptu speechの三つのスピーチをするという授業です。クラスの中で私と中国人の友達二人だけが留学生で、あとは全てアメリカ人だったので、先生は私たちに質問をする時簡単なものを選んでくれ、とても優しく接してくれました。実際のスピーチでは緊張しましたが、クラスメート全員が温かい目で見てくれたので落ち着いて発表することができました。この授業を通して自分の中で変わったことは、前に立ってスピーチをすることに緊張しなくなったことです。ここに来た時は人前で話すなど考えられなかったのでこの授業のおかげで自信がついたように感じます。リスニング、スピーキングを伸ばしたいと思う人にぜひ勧めたいです。つぎに最も私の中で苦労した授業がEnglish 101です。この授業では毎回short essayを授業中に書き、週末にはオンラインの授業で宿題をだされる形式でした。この授業で使っていた教科書は私にとって難しく初めのころは読むことに必死でした。また、一か月に一回essayがありその度に周りの友達に助けてもらい、先生に相談もしました。これらのessayのおかげで、自分のライティングが伸びたことを実感しました。そして今、この授業を受けて本当に良かったと思っています。

週末には宿題、そして毎週日曜日にはホストファミリーの家に行って食事というのが基本の余暇の過ごし方です。今までにたくさんのイベントがあり、その度にホストファミリー、他の留学生と一緒に食事を作り時にはゲームもしました。2月にはバレンタインデーがあり、男女パートナーになってレストランへ行き女の子はパートナーに食事を奢ってもらうなどという楽しい時間も過ごしました。ここアメリカではバレンタインデーは日本と違って女の子が男の子にチョコレートをもらう日なので、このような経験は初めてだったのでとても思い出に残りました。他にも週末に、友達とジョプリンから一時間のところにあるスプリングフィールドに行って韓国料理を食べたり、隣の大学ミズーリ州立大学へ行ってアクティビティに参加したりもしました。スプリングフィールドにはアジアンマーケットがあるので、そこに行くたびに日本食をたくさん買います。そして、他にはアウトレットモールに行ったり、ピッツバーグにある大学へ行き友達に会いに行ったりもしました。ピッツバーグ大学は私たちが通っている南ミズーリ州立大学とは違い、留学生がたくさんいるので、よく様々なアクティビティが行われます。前回コリアンパーティーがピッツバーグ大学で開かれたので行きました。そこでは韓国についての説明やダンスパフォーマンス、食事などがあり、友達とも会いとても楽しい時間を過ごしました。このように数えきれないほどの充実した余暇を今まで過ごしました。私の中で全てが大切な思い出でその度に友達や家族との絆を実感しました。