Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2012年9月号 国際文化学部 K.I

オリエンテーションについて

オリエンテーションはおよそ1週間にわたって行われました。一日目のオリエンテーションでは、ひとつの教室にfall semesterから留学を始める留学生が集まり、留学生担当のスタッフ、学長や留学生同士がお互いに自己紹介をしました。そのあとはパスポートや保険証のコピーや重要書類の提出をし、一日目を終えました。夜は寮を案内してもらい、寮での禁止事項をスタッフさんに教えてもらい、留学生活1日目を終えました。2日目からは授業の取り方と単位の説明を受け、学生証の作成をしたり、ヘルスケアセンター、スクールポリスからの利用方法の説明など、こちらの学生として過ごしていくために必要な情報を一方的に聞くという感じでした。オリエンテーションの終わりにはミシガンテストという学部の授業を取るために一定の点数を取らねばならないテストを受けました。

fall semesterから留学を始める留学生はドイツ人、フランス人、スペイン人、中国人、韓国人、アフリカ人、ロシア人、サウジアラビア人、そして日本人でした。オリエンテーションでは各機関のスタッフさんたちが時折冗談を混ぜながら説明をしましたが、その際に一緒になって笑ったりするのはヨーロッパの留学生が圧倒的でした。私たち日本人は彼らの英語を聞き取るだけで精一杯なので、オリエンテーションの時点でグループができてしまいました。オリエンテーションの後には、私たち留学生のためのイベントがほぼ毎日あったので、退屈することはありませんでした。

 

環境について

キャンパスはそれほど大きくはありませんが、一つ一つのの建物は掃除が行き届いていて勉強に集中できる空間になっています。教授のオフィスと教室が近いこともあって、廊下ですれ違っては授業の話をしました。学部の授業の教室の大きさは、およそ40人程度で、机と椅子がセットになった座席がきれいに整えられています。

授業を受ける建物以外に、こちらの学生がほぼ毎日使うのがBSC(Billingsly Student Center) という建物です。ここは、教科書やノート、服なども販売している店、多様な運動器具がそろったジムを擁し、昼食をとることもできます。図書館でも、地下に行けばスターバックスのようなカフェがあり、ここでなら学生同士は会話できるようです。

現在私が住んでいる寮についてですが、部屋には冷暖房がなく、同居人の中にトイレで水を流さない人も少なくなく、時々嫌気がさします。一人部屋に住んでいますが、電子レンジ、冷蔵庫、クローゼット、学習机、ベッド、洋服棚、ソファがすでにありました。

ジョプリンには何もすることがなくて楽しくないというイメージはありましたが、実際はそうでもありません。見渡す限り平地が広がるばかりですが、誰かの車に乗せてもらえれば、15分以内の距離に大きなデパート、ファーストフード店、レストラン、美容院、ボーリング場など娯楽施設もあるので、生活に苦労はしません。

 

自由テーマ

留学する前は、自分のスピーキングとリスニング力に不安がありましたが、常に他国の留学生やアメリカ人と接するつもりでした。結局は未だに留学生全員と仲良くなれたわけではありません。というのも、しっかりと自分の言いたいことが相手に分かりやすく、一回で分ってもらえるかどうか不安でしたし、何より、嫌われたくない、英語ができない人だと思われるのを極度に恐れていたのです。そのせいで、相手の言った言葉を聞き逃したり、話の内容を理解できていなかったりしても、分かったふりをすることが次第に増えていきました。ついには日本人同士で行動することが多くなり、頭ではやってはいけないことだと分っていても、心と体がついていかない時もありました。自分の性格を変えなければならないと思い、精神的にも辛い時期がありました。

そんな時、大学のイベントの帰りに偶然出会った一人のネパール人の留学生と知り合いました。彼はすでに留学生として南ミズーリ州立大学に在籍していました。彼と気が合ったので、抱えていた悩みを打ち明けると、「kuni(こちらでこう呼ばれています)が懸命に英語を上達させようとしているのは分る。他人に気を遣って緊張するのも分る。だからこそkuniは性格を変える必要はない。一晩でマスターできることなんてないんだよ。」とアドバイスしてくれました。彼のこのアドバイスがきっかけで、今では無理をせずに留学生やアメリカ人と話したり、日本人同士で楽しむことができています。自分にプレッシャーを与えすぎず、意欲的に英語を話すことが、自分の目標を達成させるのに最も重要なことだと実感できました。