Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2014年11月号 文学部 Y.A

1・治安、危険を感じたこと、トラブルについて

ジョプリンの治安はとても良いです。特に何も心配することはいりません。夜でも歩くことができます。今まで治安的に危険を感じたことはありません。

アメリカといえば銃ですが、まあ大丈夫だろうと思います。日本と同じような寮に緊急対応(○○になったときどうすればいいか等)のポスターが貼ってあります。日本のポスターなら、「地震が起きたら1、机の下にもぐる、火事が起きたら~」とありますが、ここの寮のポスターは「銃で襲われそうになったら~、ハリケーンがやってきたら~」と書いてありアメリカを感じました。

2・退屈さ

ジョプリンは田舎なので自分の住んでいる大阪と比べ、どうしても退屈な時があります。「正直に言うと時々退屈です」と言うと現地に住んでいるアメリカ人でもみんな同意してくれます。寮や図書館に一日中こもるのは気持ち的にも体力的にも辛く、特に私は一日中同じところにいるのが苦痛でしょうがない性分なため頭がまいってしまう時がしばしばあります。どこかへ出かけようと思うとwallmart かモールの2択です。車を持っている友人ができれば特に問題はありません。

しかしここでの暮らしは好きです。人が優しく隣の教会の人たちも本当に優しく、リスをよく見かけ紅葉が綺麗で夜の星は本当に素敵です。大阪に住んでいるときは、朝早起きして眠たいなか電車に乗って学校に行って授業受けてサークルに行ってバイトをして宿題をしてテレビを見て寝る、という日が多かったです。こっちに来てから、テレビを見ないで人と話す楽しさ、すれ違ったらHiと笑顔で挨拶できる暖かさ、美味しいご飯を人と食べるだけで幸せになれること、空や木が綺麗なこと、いろんなことがシンプルになって幸せの価値観の違いを感じます。日本だと都市部にいってばりばり働いている人はすごい、というイメージがありましたが、こっちのアメリカ人は、「私人が多いところはごちゃごちゃして嫌いなの」とはっきり言うのでかっこいいです。また、数年前に大きなハリケーンがありその時に「車をたくさん持っていたり資産がたくさんあってもそれがなくなってしまえば終わり」、という話も聞き本当に大切で楽しいことは何か最近よく考えるようになりました。退屈なのは事実ですがこの幸せが心地よいと感じるのでこの生活が好きです。