Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2016年11月号 国際学部 R.N

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

ジョプリンは平和で危険とは程遠い街です。とくに街で何か事件が起こったということは全く聞いたことがありません。しかしながらこれは僕の主観ですが、アメリカ人は何事にも大ざっぱであり、時にそれが危険であると感じています。ある日ルームメイトが部屋の戸締りを忘れてその際、誰かが部屋に入って物を荒らすプランク(いたずら)をされた事件が起こりました。実際、ルームメイトは10ドルほど盗られたので大学の警察には通報したのですが、後日警察からはお金が盗られたのはルームメイトがなくしただけで、部屋の戸締りをしていない自分たちに責任があるという事で彼らは何もできないという返事をもらいました。この時点でかなりショックを受けたのですが、海外に住んでいる以上自分の身は自分で守る必要があることを再認識し、戸締りにも気をつかっていたのですが、今度はルームメイトが部屋を出る時に鍵の施錠をしっかりしないのでかなりもめました。これはルームメイトの人格に問題があるのかもしれないですが、それ以外にもお店で勤務中にケータイを触る店員や、時間通りに来ないバスなど人もそうですがアメリカ全体が大ざっぱな国柄であり、そのような日本とは全く異なるアメリカの文化を感じつつ、常に自分は海外にいるという意識をもって防犯に気をつかっています。ちなみにルームメイトとは今のところ仲はいいです。

 

アメリカの大学生の休日

アメリカの大学生には日本の大学生より多くの休日があると感じています。例えばまず9月の初めにLabor Day(労働者の日)と呼ばれる祝日があり、多くのアメリカ人にとってこの日は夏の終わりを象徴するものだそうです。また、10月にはFall Breakがあり土日を合わせて4日ほどの秋休みがあります。そして11月にはThanksgivingがあり、5日ほど続く大型の連休になります。このあと冬休みが一か月あり、祝日などを挟みながら春休み、夏休みと続きます。このように毎月にように祝日、休日があるので旅行に行くチャンスが何度もあります。現地の学生はこれらの休日を利用し自分たちのホームタウンに帰ったり、インターナショナル生も旅行に行ったりするのでキャンパスで人をほとんど見かけることもなくなります。また、MSSUではサンクスギビングや冬休みなど大型の連休になると食堂や、大学の施設等は全部休みになるので、必要な分の食料を近所のスーパーで買いだめしたり、日本から送ってもらったりすることになると思います。またESLのプログラムですが、授業を休みにして生徒全員でシルバーダラーシティーというアミューズメントパークに行く日もありました。このように休日が多い分旅行できる機会は多いですが、ジョプリンの交通手段は本当に限られているので、どのように目的地まで行くか事前の下調べは必須です。