① 現地の学生や友達
この南ミズーリ州立大学には、さまざまな国からの留学生はもちろん、たくさんのアメリカ人がいます。そしてこの現地、ミズーリ州のアメリカ人は本当に親切で優しい人ばかりです。キリスト教の隣人愛の精神なのか、この都会とは逸脱した穏やかな環境のせいなのか、英語が流暢でもなく異国から来ている留学生にもとても寛容です。それゆえ友達はすぐできます。さらに何もしていなくても話して来たり、いつも挨拶してくれたり、気にかけてくれたりします。また、こちらからも見知らぬ人に気楽に話しかけることも簡単です。そしてイベントも盛りだくさんなので常に世界中の人と関わる機会があり、友達の輪や世界の輪や自分の感性すらも広がります。他大学のアメリカ人とも交流する機会も豊富なため、このMSSUだけではないアメリカ人とも友達になれます。英語だけでなく、息抜きに日本人と日本語で話したりもしています。僕は特に、アメリカ人日本人韓国人サウジアラビア人と授業やイベントで会ったり話したりする機会が多いように思います。
② 3月春のMSSUと龍大の差
3月は中間テストが終わり春休み、そしてすぐ授業開始といったところです。龍谷大学の春休みは2か月くらいあるのに対し、MSSUの春休みは一週間です。僕は大勢のアメリカ人とコロラド州に一週間旅行してボランティアやスノーボーディングなどなどを通じて、とても良い気分転換ができました。宗教面や人との関わり、アメリカ人同士のコミュニケーションなど今までで知らなかったことや気づけなかった多くの経験ができました。ここMSSUでは、日本のように桜が満開、花見、花粉、渋滞などは特別なく、春休み終わって普段通りの授業と毎日といった感じです。日本では卒業式、就職活動開始、新入生歓迎会準備など、別れと出会いの季節に対し、特別大きなイベントや行事もなく、日本の生活とアメリカの生活の差を感じました。