Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2016年4月号 国際文化学部 A.M

①カルチャーショックについて

アメリカに来てカルチャーショックに関してそれほど悩んだことはなかったのですが、校内にいると人種間の差別や違いを強く感じます。食堂ではなんとなく黒人と白人が別れて座っていたり、黒人に対して積極的で激しい性格の人が多いと感じてしまう事も多々ありました。私のルームメイトは黒人なのですが、彼女自身はBlack とよばれてもAfrican Americanと呼ばれても気にしないと言っていました。私はいまだにどうやって呼べばいいのかわかりませんが、人種に関係なく多くの友達が私に声を掛けてくれて、最近は仲良くしてくれる黒人の友達も増えました。やはり文化や国民性、人種の違いは友達関係においても、食い違いや合わないと思うことが多々あります。それでも異国の国から来た私を友達と呼んでくれるみんなに感謝しています。後は、清潔観に違いを感じます。アメリカ人は土足で部屋に入り、ベッドにも入ります。寮ではルームメイトは掃除をすることもほとんどなく私が黙ってもくもくと掃除をしたり汚れた洗面台を洗っています。不満に思うというよりはまだまだみんな若いから。。と自分に言い聞かせています。性格の違いや人種の違いもあると思うので一概には言えませんが、堂々と部屋に入ってきて、何も言わずに出ていくのも日本人にはない考えだとおもいました。

しかし、8カ月アメリカにいて、この文化の違いですら楽しんでいる自分がいます。多くの違いを自分の目で見る事はある意味で価値観や考え方を変えるチャンスなのかなと思います。

②自由テーマ:プロム

4月中旬ころに大学内で留学生やアメリカ人に向けたプロムが行われました。本当は高校生が行うダンスパーティーなのですが、みんなでおめかしをしてドレスを着て行ってきました。こちらにきて強く感じていたのは、アメリカ人はみんなダンスをするということです。体を揺らしているだけなのにすごく様になっていて改めてダンスカルチャーに触れられた時間でした。日本でまだまだ浸透していないですが、アメリカ人の明るさやポジティブな考え方はこのような文化から来ているのかなあと思いました。アメリカに留学したらダンスパーティーやダンスに触れられる機会を設けてみてもいいかもしれません。