Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2021年3月号 国際学部 S.H

①オンライン授業の受講について

私の大学は直接授業を受けるのではなく、一週間ごとに随時出される課題を期限までに提出するという形です。私は正規の4科目を履修しています。学校から指定されたテキストは日本で売られていないため、Amazonのkindleまたは紙媒体で購入しました。課題は科目によって異なりますが、1科目約10〜30ページを毎週サイトで提示される課題の範囲を読み、資料として提示されたYouTubeやVoiceThread(教授が作成したもの)なども見ます。テキストや動画で全体の内容を把握した後にQuizや小テスト、内容に関してのdiscussionをするというのが一連の流れです。現地時間で直接オンライン授業を受講する形ではないので教授や現地の学生と顔を合わせてコミュニケーションを取ることができませんでしたが、資料として提示されるYouTubeや教授の動画に字幕があり、留学生にとって理解しやすかったことが私の大学のスタイルの利点だと思います。何回も視聴できますし、一時停止して字幕を見ながら自分のペースで理解することができます。また大量のリーディングは慣れていないため途中で集中力は切れることも多く、英語の単語を調べ、さらに専門用語の場合はその日本語の意味を調べ、読み終わるまでにとても時間がかかりますが、その分リーディング力が身につくと思います。オンライン留学が開始してから約2ヶ月が経ち、サイトの使い方を含めて少し課題に慣れてきました。まだまだ課題は難しく、時間はかかりますが最後まで諦めずにこなしたいと思います。

 

②戸惑ったこと

初めてのオンライン留学で戸惑ったことがたくさんあります。1つ目は学校のサイトの使用方法についてです。サイトを使用して課題の確認や提出をしますが、初めはシステムが分からず使い慣れるまでに時間がかかりました。1日目は、課題よりも課題の確認をするための操作に時間を費やしたのを覚えています。どこに課題があるのか、どういう風に使用するのか、質問できる人が近くにいないので試行錯誤しながら使い方を理解しました。2つ目はテキストについてです。1科目は学校のサイトからアクセスできるものでしたが、他の3科目は教授から指定されたテキストをすぐ読むことができるkindleで購入しました。1科目だけkindleで見つけられなかったので海外から発送される中古の本を購入しました。テキストは値段が高いですし、必要か最初は分からず購入していなかったので、本が必要だと気づくのが遅く、さらに本が届くまでに2週間ほどかかったので早めに教授に聞くべきだなと思いました。3つ目は課題の量です。毎週多量の英文を読むことに慣れていないため、本当に時間がかかります。重要なところだけ読むこともありますが、テストで答えられるようにできるだけノートを取りながら読んでいます。またリーディングや提出物が多く、整理するため週の初めに、やることリストをノートに書いています。2ヶ月ほど経ち、まだまだ英語も内容も難しいですが量には少し慣れてきたかなと思います。