Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2021年4月号 国際学部 S.H

①オンライン留学における教員・学生間の交流について

私の留学している大学では、課題を期限までに随時提出するスタイルだったので直接教授や生徒と話す機会がなく、全てメールやサイト上でのやりとりでした。サイトで課題を確認するのですが初めてのことばかりなので不明点が多く、解決方法を周りに聞く人がいなかったので、教授にメールで質問するしかありませんでした。最初の週はトラブルばかりでした。授業が始まるはずの日にサイトがまだ更新されておらず、課題が見られませんでした。どういう状況か分からず教授にメールを送ると、今科目登録したので見られるまでに24時間かかるという返事があり、翌日に解決しました。Historyの最初の授業ではグループ分けの表がサイト上で見ることができず、所属が分からなかったのでメールで教えてもらいました。私は分からないことは躊躇わずに、教授に変だと思われても良いという覚悟でたくさん質問しました。土日にメールは返ってこないですが、平日になると丁寧に回答してくださって本当に助けられました。分からないことは早めにどんなことでも教授に質問するべきだなと思います。生徒との交流はDiscussionなどで投稿、返答をします。例えば教科書やプリントを読み、質問に対して答えたものを投稿し、他の生徒2人以上の投稿に返事をします。これは字数が決められている教科もあります。現地の生徒とはDiscussionで意見を聞くという形で、直接は話せませんでしたが意見が日本人の視点と少し違う気がして新鮮でした。

 

②配点について

日本は合計点数が100点満点のうち、60点以上で単位が取得できます。それに対して、私の留学先の大学は科目にもよりますが1000満点のうち、600点以上で単位取得可能という形でとても規模が大きいです。その分、提出物は多いですし、その配点も大きいので1つ1つの課題が大事になってきます。科目によって異なりますが、主な配点は毎週のQuiz、Assignment、Discussion、数回のexam、その他のプロジェクトなどです。毎週のQuizなどは、指定された範囲のリーディングをした後にそれに関しての問題に答えます。2回受けることができて、良い点数の方を反映してくれます。毎週10点満点なのでこれだけで15回分で150点もあります。私が履修していた4科目は、1科目に2~4回のexamがあります。持ち込みありで4択の40~50問でした。一見、簡単そうに見えますが現地の人も受けるものですし、専門的な英語が難しくて点数が取れない科目もありました。私が行ったその他のプロジェクトでは1800wordsのレポートか、12分以上のビデオ作成を選択して提出するものがありました。このようなプロジェクトは大体配点が100点満点で、とても成績に響きます。私はビデオの方を選び5日ほどかけて作成しました。ビデオだけでなくDiscussionなどは他の生徒も見るので、内容だけではなく、自分の文法が合っているのか、文章が失礼な言い方になっていないか、などを確認するのに毎回時間がかかります。提出する前に翻訳に自分の英語を入れてみたり、英文を見直したりして提出しています。