Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2022年9月号 経済学部 G.Y

①MSSUの環境について

まず、住居の面について話す。ほとんどのインターナショナルの生徒はMSSUが所有する寮で暮らしている。寮には、4つのタイプがある。アパートメントタイプは費用を抑えたい人に向いている。4人一部屋であり、ルームメイトと仲良く出来れば、楽しいが、うまく行かなければ、他の環境と孤立しやすいため、コミュニケーション能力が求められる。次に、ライオン ヴィレッジ。ここは、新しい施設であり、洗濯機や勉強スペースが近くにあるため、様々な面においてアクセスが良い。しかしながら、ここは多くの人が集まりやすい場所であるため、騒がしい時も少なくない。一人でゆっくりしたい人は別の場所をおすすめしたい。次にQuadである。ここは4つの中では1番高いが、1人で過ごすのが好きな人に向いている。加えて、大学施設からも近いため、朝も安心である。だが、ルームメイトがいないので、交流の幅は狭まりやすい。最後に私がおすすめしたいのが、East Hallである。ここは、たくさんの人が一つの棟に暮らしているため、交流の可能性が多い。Lion Villageは共有のシャワーであるが、East Hallはプライバシーが守られている。アパートメントの次に安いため、コスパがとても良い。

次に大学のサービスであるが、たくさんの職員がこの大学にはいるため、どこの施設に行っても、スタッフに尋ねたら優しく対応をしてくれる。ただ、閉まる時間が施設によって違うことが多い(図書館とジム、カフェテリア、事務が異なる)ので、よく注してから行くのがマストである。

別の記事で記載をしたが、大学施設はとても広い。授業を受けるところは7つ以上あるだろう。しかし、この棟は学部ごとに分かれているので、見つけるのは容易である。学食は2種類あったり、常時開いている大きなジムがあったり、ヘルスセンターがあったり、大きな図書館、たくさんの勉強スペースがあるのは学生としてとてもありがたい部分である。キャンパス内でいろんなことが済ませられるので、一日を退屈と感じることはないだろう。

最後にJoplinの街並みについて語りたい。

Joplinは比較的田舎であり、安全な街と言える。アメリカのどの町にも言えるが、市の中心はダウンタウンというところに散在している。比較的田舎ではあるが、行政サービスは全て、ダウンタウンにあるため、安心して暮らすことが出来る。Joplinの気候として、関西と比べて寒く湿度が低いため、夏でも星空がきれいに見える。加えて、どの建物も低いので、自然を感じられる。スローライフな街と人、とても過ごしやすい環境である。

ただ、これだけは忘れないでほしい。コミュニケーションを取ることは何よりも大切である。こちらの人間はみんな優しいので、積極的にコミュニケーションを地理、環境に馴染むことがこのMSSUで暮らす最低条件と言える。

 

②カンザスシティ

今月9月は先月から数えると2350miles分の470milesの所である。これはセントルイスからスプリングフィールドの間くらいである。

カンザスシティには授業のない土日を使って訪問をした。メンバーは日韓サウジアラビアの5人で行った。

カンザスシティはミズーリ州の最大の街でJoplinと比べると大都市である。カンザスシティにはメジャーリーグのチームやフットボールのチームの本拠地があるので、とても大きいことが伺える。

Joplinからカンザスシティは車で2時間である。ここまでの道のりはほぼまっすぐであり、運転者からすると有り難いくらい行きやすい道のりである。先月に書いたように、Joplinからセントルイスの道のり(セントルイスまでの道のりにカンザスシティは存在する)はルート66の一部であるため、交通網も発達している。

私たちはついてすぐ、Six Flagsという、アミューズメント施設を訪れた。ここはまさにユニバーサルスタジオジャパンの様な場所である。週末しか開いていないが、USJ以上に観光客は少ないため、アトラクションをたくさん楽しめることが出来る。この施設の規模もアメリカサイズであり、とにかくとても広い。加えて、アトラクションの数もとにかく多い。

現地に到着して初めての観光地であった私たちはとても興奮し、一日を楽しんだ。

カンザスシティのダウンタウンは大都市であるため、とても広く、お店も週末は長く空いている所が多い。中心地には大きなビル群が広がっているため、だれでもすぐに中心地を見つけることが出来る。私たちは韓国料理屋により、ご飯を楽しんだ。

ここにはたくさんの種類の料理店が並んでいるため、その日の気分に合わせてご飯どころを見つけられる。

二日目はカンザスシティの中心街を観光した。中心駅であるUnion Stationはイギリスの様な作りの建物で、中でカフェやプラネタリウムを楽しむことが出来る。しかし、これだけではなく駅の向かいには、大きな広場と、第1次世界大戦記念ミュージアムがある。ここの高台でカンザスシティの街を一望でき、これがとてもいい景色なのである。他にも、中心街にあるショッピングストリートでウィンドウショッピングをし、一日街を楽しんだ。

この旅では、アメリカの国土の広さや物価の高さを主に面食らった。

これから、旅立つ人に覚えておいてほしいのだが、アメリカには学割制度が多くある。加えて、ミズーリ内であれば、MSSUのことを知っている人も多くいる。どこかミズーリ州内の観光地に行く際はMSSUの服を着て、向かってほしい。恐らく、現地で新たな友人を見つけることが出来るだろう。