①「治安、危険を感じたこと、トラブルについて」
メルボルンは世界一住みやすい街と言われるように、非常に過ごしやすく、危険やトラブルの少ない街だと感じます。メルボルンはオーストラリアの中でも特に多文化共生が進んでいる街なので常に英語以外の言語が聞こえたり、世界中から様々なレストランが集まってきています。そのため、異文化に対して寛容で、異文化について知りたいと思う人が多く、全ての人にとって住みやすい安心できる環境になっているのだと思います。これまで生活した中で差別を受けたことは一回も無く、むしろオーストラリアでは日本に興味を持っている人が多く、日本人というと質問攻めに遭うくらいです。街では困っていたらお互いに助け合うということがよくあり、助けを求めればみんなが快く手助けしてくれるため、怖がらずに話しかけるといいと思います。それでも、やはり中心街には酔っ払いや大麻を吸っている人がいるため油断せず十分に注意を払うことが大切だと思います。一方で、寮があるBurwoodは中心街からも少し離れているため、静かで穏やかです。しかし、これまで全くトラブルがなかったわけではなく、2ヶ月ほど前にバスに乗った時に少年にお金やイヤホンなどの物をしつこくせがまれるということがありました。初めは特に何も感じませんでしたが、お金がないと行っている割にいい靴や綺麗な格好をしていたので怪しんでいるとやはり、友達と一緒にあらゆるバス乗客にお金をせがんでいました。近くにいた人はイヤホンを奪われそうになっていたのでこのようなトラブルには注意してください。最終的には他の乗客と言い合いになり彼らはバスを降りて行きました。
②「Japan Festival について」
5月21日に毎年行われるJapan Festival にボランティアとして参加してきました。今年は3年ぶりの対面開催ということもあり会場には多くの方が来場されていました。このイベントでは日本食や日本酒、和太鼓、書道などの日本文化が体験できる催しが数多く用意されています。参加する人はコスプレをしていたり、着物を着ていたりと文化祭のような雰囲気でした。私の役割は会場内の案内でした。主に来場者の誘導がメインに活動していました。ボランティアはそれぞれ小グループに分かれて行動することが多かったのですが、1日の終わりには他の役職の人とも仲良くなりボランティア全体で一体感が生まれ非常にいい楽しく活動できました。このイベントでの経験は、日本文化や日本を外側から体験し、考えることができたため私にとって非常に価値のあるものとなりました。日本文化は他の国からしたらどのように写っているのかについて理解でき、また自分自身も日本文化を異文化として体験できたことがこのイベントでしかできない経験であったと思います。私が感じたことは、海外の人からしたら日本文化という物は自分の好きなこと、服を好きなように表現し、自分もその一部になり、なりたい自分に挑戦できる文化というように捉えられていると感じました。また、さまざまな国籍の仲間や日本に興味を持ってくれている人と関わりながら働けたという経験が何よりも貴重でした。
「Japan Festivalのボランティアのガイドチームの記念写真」